シティ・ポップ作業用BGM01


シティ・ポップ作業用BGM02

「生成AIのかけ合わせで作詞作曲をしてみた。」「JAZZ作ってます【全48曲】 作業用BGMのご案内」にもあったように、SUNOという楽曲生成AIとClaudeやChat-GPTを使って音楽を作成しています。
今まで、実体験を基にJ-POP/ROCKや、JAZZ、Bossa Novaに手を出して、今回はついに、シティ・ポップへ・・・。ところがシティ・ポップって絶妙なバランスで成り立っているみたいで・・・中々難しかったです。

 

まずはシティ・ポップとは・・・

定義・時代背景

1970年代後半〜80年代、日本の生活水準向上と円高による洋楽流入を背景に生まれた欧米志向で都会的に洗練されたメロディや歌詞を持つポピュラー音楽のジャンル。決まったスタイルのサウンドはなく、しばしば「ジャンルよりもムードを指す」と言われる。もともとはレコード会社や雑誌が使い始めた商業的な宣伝文句であり、後付けの呼称という点も重要そうです。

「シティ」の正体

興味深いのは、シティ・ポップの「シティ」が高度経済成長を経た「現代の東京」でありながら、リアリズムから一歩引いた、広告都市的な消費の街というフィクション性を多分に含んでいたという指摘。つまり実在の東京というより、憧れの記号としての都市を描くジャンルということですね。

歌詞・情景の核

GYOKKODOの解説では夏の海辺や夜のハイウェイといった、リゾート感あふれる情景が浮かぶような心地よいサウンドが共通の特徴で、当時の人々が憧れたモダンでお洒落なライフスタイルのためのサウンドトラックとされています。

ビジュアル的記号

イラストレーターの永井博・鈴木英人・わたせせいぞうらが確立した真夏のビーチや海沿いのハイウェイ、スイミングプールといったイメージが象徴的で、これは「疲れ切った都会人が夢見るレジャー空間」を表しており、快適な都市生活のシンボルに囲まれているとのこと。

再評価の流れ

2010年代後半〜、竹内まりや「プラスティック・ラブ」や松原みき「真夜中のドア」のバイラルヒットで世界的に再評価。海外のリスナーは「AORの秘境」として発見し、日本語の壁もあってかえって新鮮なインパクトを持って受け止められたそうです。

音楽的には例えば・・・

山下達郎・竹内まりや・大貫妙子・杏里・角松敏生・杉山清貴あたりが代表的。
歌詞にも共通点があって、「好き」「会いたい」をストレートに言わず、景色や時間帯で感情を描く(夕暮れ、ネオン、交差点、湾岸、雨上がり)、映画のワンシーンのような情景描写。大人の恋愛や、終わった恋を少し距離を置いて振り返る英語をアクセント程度に混ぜる(多すぎない)。
たとえば、「青に変わる交差点 テールランプだけが 昨日の続きを知っている」みたいに、「寂しい」とは言わず、情景で伝えるのがシティ・ポップらしさ。

 

シティ・ポップ作業用BGM01/02

シティ・ポップまとめ動画にて各曲説明していきますが、まずはまとめ動画(1曲ずつ貼ってもいいですけど長いんで・・・)

シティ・ポップ作業用BGM01


シティ・ポップ作業用BGM02

プレイリスト

(これもAIに考えてもらいました)

1.雲海の向こうへ 朝〜昼/旅立ちの高揚感
お気に入りの曲です。疾走感がたまりません。イメージ的には杉山清貴の「ふたりの夏物語」をイメージして作ったのですが、
シティ・ポップというよりは和製ダンス・ナンバー的な曲になりました。
フランスに卒業旅行行く際の出来事やイメージを歌にしています。
元ネタ:記録しておきたい記憶 Vol.01_02 https://mutsu.me/blog/archives/10
2 夢中の街で、彼女を見つけた 昼/パリでのドタバタコメディ
学生時代に学校主催でパリに旅行に行った際の話ですね。ルーブルで早足、Virginレコードでツレと乱入トラブル、安いカフェで空腹、
そしてジャンヌ・ダルク像に「彼女そっちのけで」夢中——忙しなく浮かれた昼間のドタバタ自虐をイメージした感じです。
元ネタ:記録しておきたい記憶 Vol.01_07 https://mutsu.me/blog/archives/46
3 夕陽なんか見ないで 夕方〜夜/初恋の柔らかさ(初恋じゃないけどね)
この曲もメロディ気に入っています。中学生の頃の塾でアルバイトしていた女子大生に告った話ですね。高校受かったらデートしてって言ってみたらOK出ちゃって、
目一杯背伸びしてデートしてみたけど、何していいかわからず、帰りは普通電車に乗って勇気振り絞って告白してみる、そんな情景を描いています。
「もしも春が来たなら 君とどこかへ行きたい そんな小さな約束を ポケットにしまっていた」の部分は歌詞、メロディともに好きですね。
元ネタ:記録しておきたい記憶Vol.10_02 https://mutsu.me/blog/archives/360
4 火曜日のランチ 昼(回想)/温かい達成感
学生時代に先生によく奢っていてもらった喫茶店に30年後に行ってみて、感慨に耽った話です。お金がない学生だったので、ランチ820円は手が出なくて。
この曲は”満たされない切なさ”ではなく静かな達成感・感謝という点で、実は一番ユニークなポジションの曲です。
元ネタ:記録しておきたい記憶vol.16 https://mutsu.me/blog/archives/12449
5 モンマルトルの憂鬱 夕方/コメディ
パリはドタバタ劇が多く、パリで起きた出来事だけであと3曲くらいは作れます。ただ、そうすると、もう、パリの話が半分を占めてしまうので・・・。
モンマルトルの丘で絵描きさんと、片言の日本語と鳥羽弁で似顔絵について言い争いをする、という、そんなシーンです。今、思えば怖いこといてるなって感じではあります。
当の本人は必死だったんですけど、友人からは爆笑の出来事だったそうです。
元ネタ:記録しておきたい記憶 Vol.01_03 https://mutsu.me/blog/archives/20
6 白い髪と、あの夏のラジオ 夜明け(回想)/苦さと回復
これは「記録しておきたい記憶」には掲載していない話であっさりと紹介している話です。今回、シティ・ポップのこの作品を作るにあたって、その時の情景や出来事を生成AIに書いて、補足して作成しました。
フラれると気まずくなって、辛くて、一切会話しなくなるんですけど(未練断ち切る意味でも)、フラレた1ヶ月後にみんなでキャンプに行くことになっており、この時は必死に立ち直ろうと自分なりに努力していました。
元ネタ:癒された。 https://mutsu.me/blog/archives/61
7 二人だけの季節 夜/大人の乾いた苦さ(転調)
これは完全にブログにはない話ですね。今回のシティ・ポップ化にあたって、JAZZやBossa Novaで使ってきた話がシティ・ポップには向いていない、ということで生成AIに出来事や情景を説明して歌詞化しました。
元カノとその顛末の話です。テーマは”始まったのに終わった恋”で、しかも「不釣り合いだった」という自覚と、裏切られてもなお未練が残る屈折した感情がある。これは今までの曲で一番苦さと乾きが同居した曲ですね。
8 30年後の勝負 夜/感情のピーク
これもブログにはない話です。今回のシティ・ポップ化にあたって、JAZZやBossa Novaで使ってきた話がシティ・ポップには向いていない、ということで生成AIに出来事や情景を説明して歌詞化しました。
これも元カノとその顛末の話です。このテーマは「若さゆえの息苦しいほどの一途さ」→「別れ」→「歳を重ねた今の乾いた温かさ」という感情の振れ幅が大きい曲です。
生成AIには「杏里」さんのようなイメージで、と伝え、SUNOのスタイルを作ってもらいました。
9 無灯火のブルース 夜/コメディで緩める
JAZZ編でもBossa Nova編にもあった、「記録しておきたい記憶」にあるドタバタ劇の話ですね。
自虐コメディではありますが、”渋さ”を出すということなので、笑いを前面に出しすぎず、乾いたユーモアをブルージーな質感で包む方向にしています。
「午前四時のコール」の湿った切なさとも、「夢中の街で〜」の明るいドタバタとも違う、苦笑いのブルースという位置づけです。
元ネタ:記録しておきたい記憶vol.03_05 https://mutsu.me/blog/archives/96
10 浜松ナイト・ドライブ 深夜/静かな内省
この曲もJAZZ編でもBossa Nova編にもあった、「記録しておきたい記憶」にあるドタバタ劇の話ですね。綺麗なメロディに仕上がっています。
浜松で仕事いっぱいとるぞーっていうワクワク感がまだあった感じが曲に出ています。
元ネタ:記録しておきたい記憶vol.03_02 https://mutsu.me/blog/archives/72
11 午前四時のコール 深夜/感情が深まる
今回のシティ・ポップ化にあたって、1番最初に作った曲ですね。シティ・ポップの情景に1番ぴったりと思った内容だったので。
ミスったのが、この「午前四時のコール」はChat-GPTで作った歌詞なんですが、同じくClaudeで作った歌詞もありまして。そっちは「Lonely Listener」というタイトルで作っています。
その「Lonely Listener」をプレイリストに入れ忘れてた。

下記に貼っておきますね。

元ネタ:記録しておきたい記憶Vol.14_01 https://mutsu.me/blog/archives/1197
12 星空の外側で(仮) 深夜/感情的到達点
これは「記録しておきたい記憶」には掲載していない話です。「午前四時のコール」に出てくる元カノがまだ彼女だった時代の話ですね。
「みんなが盛り上がっている場所から一人離れて、焚き火の後始末をしながら、ウォークマンを聴いて、「ああ、もう終わったんだ」と自分の中で決着する。」
そんな1シーンを描いています。この時に聞いていたのがBOOWYの「MEMORY」だったんですけど、「もう誰も もう何も 傷つかなくていい ただひとり消えればイイ」という歌詞を聞いて、「俺が消えればいいんだな」と。
元ネタ:思い出しちゃった(汗) https://mutsu.me/blog/archives/104
13 色褪せない君へ 夜明け前/締めくくり
学生時代、廊下に貼られた「ヒヤシンス姫」のポスターを見た瞬間——「うおぉぉぉぉっっっ!!!!!!! なんだこれ!?」という、絵の中の女性に一目惚れした、瞬間を切り取って歌詞化しています。
何十年経っても、引っ越しを重ねても、僕は歳を重ねるのに、ポスターの中の彼女だけは変わらないまま、ずっと壁に貼られ続けている。
これは切なくて、かつCity Pop的な「永遠に色褪せない記憶」というテーマにドンピシャ、とのことです(claude談)。
「歳を取らない相手への、静かで終わらない恋」なので、これまでの曲とは違う成熟した色気を出したいと思って作ってみました。
元ネタ:ミュシャに魅せられて。 https://mutsu.me/blog/archives/1086

 

作り方

作り方っていうほどの内容でもないですが、以前、曲を褒めていただいたことがあったので、以下に簡単に作成方法を。

①歌詞化:

歌詞はブログの記事を貼るでも、生成AIに直接書くでもいいですけど、出来れば何かに1度、歌詞にしたい内容を書いてみたほうがいいかな、と。歌詞っぽく書く必要ないです。口語体でも構わないですが、出来るだけ詳しく書いたほうが素材が多くなるので、そのほうがいいかも。
先日、歌詞化するにあたって、Chat-GPTのほうが略し方が上手く、Claudeは出来事をなぞるだけ、と書きましたが、最近はそうでもなくなってきました。
Chat-GPTで調子よく作ってたんですけど、作成した曲が増えるに連れて、どんどん説明的に、出来事をなぞるようになって、歌詞が冗長化していきました。
各生成AIの性能というより、チャットが長くなるにつれて、性能が下がる、プロンプトの理解度が下がるって感じでしたね。Claudeでもプロンプト(なぞりすぎない など)を入れて歌詞化したら問題なく出来ました。
あ、あとSUNOで曲つけるから、って言っておくと、[verse]とか[chorus]とかも入れてくれます。
②これが重要。SUNOのスタイル

曲に関しては、これが重要です。SUNOのスタイルなんですが、自分で考えるんではなく、もう完全にClaude任せ。Chat-GPTでも出してくれますが、個人的に信頼度はClaudeのほうが上なので・・・。
こんな感じの曲にしたい、こんなイメージ、などを言うと、考えてくれますし、何も言わなくても歌詞のイメージから提案もしてくれます。で、案外、Claudeの提案に従ったほうがいいものが出来やすい・・・(個人によって差があります)。
ぴったりイメージ通りのものができるか、っていうとそうでもないです。予想を超えるものや、なんだこれ?ってものもあります。これはSUNOで作ってみないとわかんないとこです。
それと、SUNOのスタイルは英語で出力してくれます。結構、細かく指示書いてくれますよ。
③サムネイル画像

サムネイル画像はChat-GPTで作っています。サイズを指定して、タイトルと歌詞を書いて、このイメージに合う画像を作って、と。昔はとんでもないものが出来上がりましたが、最近は割とイメージ通りかな。

 

作ってわかるシティ・ポップの難しさ

もちろん個人のセンスもあるのは大前提として。シティ・ポップは今までのJAZZやBossa Novaやロック/J-POPと違って、絶妙なバランスというか。大きくカテゴライズしてJ-POPになるんでしょうけど、何ていうか、J-POPにはなるけど、シティ・ポップにならない、というか。出来上がった曲が僕がイメージしているシティ・ポップにハマらないというか。すぐ90年代、2000年代のJ-POPになっていくというか。僕がテンポの早い曲が好きだから、というのもあるんですけど、それを取り入れた瞬間にシティ・ポップ感が失われていく感じでした。
今回も実は3曲か4曲は一度作ってYouTubeやインスタにアップしてあったんですけど、「シティ・ポップ感がない」と思って、それらを一度全て削除しています(午前四時のコールの前のバージョンなんて、めちゃいいメロディだったんですけどね)。じゃ、今回作った曲が非常にシティ・ポップか、というと微妙な曲もありますが・・・。

しかし、ああやって作詞作曲やって、人々を感動させるような名曲を作れる方って、やっぱりすごいな。こうやって趣味でもたくさん曲作ってたら、どこかのタイミングでまぐれで名曲できるかも?なんて本当に僅かに思ったりもしましたが、いやぁ、それはないな、と思いましたw

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