BOOWY – MEMORY
今日の帰りの車のなかで聴いてまして。
いい曲だよなぁ~なんて思いながらも、この曲聴くと必ず思い出すことがあるので、それを書いてしまおうかと。
えーと確か21歳になる年の夏かな。
フリーターやってまして。
そんときにバイト先のコと付き合ってました(記録しておきたい記憶Vol.14_01に出てくるT子です)。
ま、表立って公表はしてないけど公然の秘密みたいな感じで。
で、バイト仲間とキャンプに行くことになったんですね。
そこのキャンプには「その彼女」も一緒に来ていまして(僕が誘ったわけでもないのに、メンバーの誰かが声かけた)。
お互い仕事で忙しかったし、その時はもう上手くいってなかったのもあって
僕の中では「溝を埋めよう」と考えておりました。
一泊二日の日程で場所はどこにいったか忘れましたけど、
晩飯食べてから、みんなでバンガローに集まって酒盛りやってました。
するとですね、僕の彼女と僕の信頼していた先輩(もう、いないのかよの亡くなった先輩)がイチャつきだしちゃって。
その先輩も僕とT子が付き合ってるの知ってたし、
その先輩も同じバイト先の社員のコと付き合ってたんですよ(キャンプには呼ばれてなかった)。
「は?こいつら何考えてんの?」
と僕はパニックです。
今、思い返してみれば、それは「酒の席」なわけだし、みんなで盛り上がってるんだから、そこはね、僕の大度を示せばよかったんでしょうけどね。
そんなシーンが展開され、イチャイチャする彼女と先輩。場の空気は一瞬にして凍りつきました。
「テメーら、誰に何してんのか、わかってる?」てなもんです。
僕って、その当時、バイト先で武闘派NO.1の強面バイトでして。
空手15年以上の経験で身長183cm超え、体重68kgで、バイト先の球場で喧嘩があると現場に一目散に介入して喧嘩を止めにいく特攻隊長。
いくら酔ってるとはいえ、そんな強面イケイケ野郎の彼女にひざまくらさせる先輩と喜んでる彼女。
そんなシーンを見せつけられてしまい、いたたまれない気持ちになった僕はバンガローから出て一人タバコ吸いながら外で涼んでました。
自己弁護するなら、怒っていた、というより通り越して冷めてしまった、というのと
元々、集団行動からハミ出すタイプなんで、みんなでワイワイ盛り上がってるシーンがあると、そのワイワイを遠くから眺めてるのが好きっていうんですかね。
無理して輪に入らず、一人でいることを好むといいますか、その輪を穏やかに眺めているのが好きというか。
で、ウォークマンとタバコを持って、外にでました。夜空には満点の星、きれいでしたね。
バンガローから少し離れた、晩飯の際に使ったかまどの前に座りました。
火がちゃんと消えているかの確認で後始末を兼ねて、炭や灰をどけながら、耳にイヤホンをして再生ボタンを押しました。
その時に流れてきたのが
歌詞とそのときの気持ちが妙にLINKしちゃってね。
もう誰も もう何も 傷つかなくていい ただひとり消えればイイ、の部分とか、ほかにも色々。
BOOWY MEMORY 歌詞
「あーこれはもうやり直せないだろうな」と、聞きながら諦めなきゃいけないのかぁ・・・って。もうダメなんだなぁ・・・って。
そんなわっかーい頃の青臭ーい経験を思い出しちゃう曲です。

[…] で、結構落ち込みまして。体重落ちるくらいに。まして、職場が一緒だから気まずいし、周囲に気を遣わせるし、ってことで辛い時期だったんですよ、暫く。それがやっと癒えて、普通に過ごせるようになったなーってときにこの仕打。聞いた瞬間に「やっと傷が癒えたのにまーたお前に振り回されるんかよー・・・勘弁してくれよ。忘れたいのに・・・」と(もういないのかよ。思い出しちゃった(汗)に登場する彼女です)。 […]