これ、いくつかの単語が組み合わさってる単語ですのでバラバラにまず分解してみます。まず「ワンソース(one source)」から。
「ワン=one」はわかりますよね「1」です。「ソース=source」は「(収入などの)源泉」「(情報などの)出所」といった意味があります。

続いて「マルチユース=multi use」ですが、これはなんとなくわかりますよね?「マルチ=多くの・様々の」「ユース=?を使う・用いる・利用する」です。
ただ、横文字で書くとわかりにくいですけどね。
要は流用であり、流用出来るような信頼出来るデータの基を作る、それだけです。

で、これが合体して「ワンソースマルチユース(one source multi use)=1つの(情報)の出所から複数(多くの・様々な)メディアや目的に使用する」ややこしいですね。
つまり「1つのデータを複数のメディアや他の目的にもそのまま利用する」ということになります。

例えば、紙媒体やwebカタログ、商品管理データや、顧客管理データといったそれぞれの情報の出所がバラバラですと、何か新しいチラシなりカタログを作ったり、情報を管理するのが大変です。まして関連性・連動性があったりすると複数のファイルやデータの更新を行わなければならず、その作業を行わなかった場合情報の統一が出来ず、それこそ場合によっては「命取り」にもなりかねない状況になってしまいます。

そこで、重要となってくるのが「データベース化」なわけです。
これらの情報をひとつにまとめて(「情報の一元管理」)おけばデータベース内に全て欲しい情報がはいってるわけですからそこから欲しい情報を引っ張りだせばいいわけです。
また各データに連動性を持たせれば「1カ所変えれば他もそれに伴い変更する」わけですから上記のような事故は防ぐことが出来ます。

こういった「情報の一元管理」されてるもの(情報の出所)からチラシ・カタログ・ガイドブックのような紙媒体、webサイトやwebカタログ・携帯サイト、顧客の管理データや自社の統計や商品の情報等、欲しい情報を引っ張りだしてそれぞれに(複数のメディアや目的に)利用するわけです。これが「ワンソースマルチユース」の概念であり、ほぼ同義語に「クロスメディア」という概念があります。

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