エン・ジャパンさんのengage(エンゲージ)という法人向けサービスがあります。無料の採用支援ツールです。そのなかで「Talent Analytics(タレントアナリティクス)」というサービスがあり、これはオンラインで受けられる適性テストなんですが、これも無料です。これが割と面白かったので、結果を開示しちゃおかな、と。いちお、真剣にやりました。
あ、ちなみに、「WEBの世界は意外とアフィリエイトに溢ィ(アフィ)れてる。」で書いてあるようなアフィリエイト記事ではないです。無料で採用サイト作れて適性テストも無料って、それでいてテスト結果も面白くて、なかなかすごいなと思ったので書こうかなーって。
性格・価値観分析
Contents
1.性格特性
項目名 | 定義 | 偏差値 |
---|---|---|
主体性 | 自ら積極的に責任を持って動く | 69 |
変革性 | 現状に満足せず、変化・変革を好む | 58 |
外向性 | 活動的に人と関わる | 62 |
持続性 | 粘り強くやり続ける | 37 |
協調性 | 周囲との調和を好む | 27 |
会社や組織における活動のベースとなる、性格・気質をみている、とのこと。主体的に動いて、現状に満足せずに変化を求め、活動的に人と関わろうとするんだけど、それらの活動は持続性が低く、協調性はない・・・ってとこですね・・・。まぁ、転職回数からしてもあたってるわなぁ・・・。
2.創造的思考性
項目名 | 定義 | 偏差値 |
---|---|---|
発想性[拡散思考] | 新しいアイデアを考えつき、拡散させる | 65 |
論理性[収束思考] | 筋道立てて論理的に思考し、収束させる | 51 |
何かを創りあげる際の思考傾向。新たな商品やサービスを創造するためには、拡散思考と収束思考の両方の思考性が必要になります、とあります。
これは一応企画やWEB制作の仕事をしているので、それなりに高めなのかな。どの会社でも大体新しいことを導入して始めたりはしてきてますね。警備時代はPC使って自分で式典の冊子をDTPで作成し、製版会社時代はFLASHコンテンツの仕事を社内で請けられるようにして、フリー時代はWEB制作を始め、商社時代は社内にWikiを導入したり・・・うん、新しいことやってる。
3.コミュニケーション力
項目名 | 定義 | 偏差値 |
---|---|---|
意思伝達力 | 自分の考えをしっかり伝えることができる | 82 |
論理的表現力 | 筋道立てて説明したり文章にできる | 69 |
好感表現力 | 感じの良さを意図的に表現できる | 38 |
対人調和力 | 相手の意図や感情を理解し、配慮できる | 26 |
会社や組織で円滑な人間関係を築くための基礎にあたる力をみている、とのこと。
意思伝達力は高いですね。自分の考えはしっかりと伝えられて、そこそこ筋道立てて説明とかも出来る。けど、相手の意図や感情を理解出来ないし、配慮も出来ないし、意図的に好感度を上げられないので我が強く感じ悪くみえるってとこかw
4.エネルギー量
項目名 | 定義 | 偏差値 |
---|---|---|
行動性 | 考えるよりも行動が先 | 68 |
競争性 | 相手に勝つことにこだわる | 63 |
野心性 | 成りあがろうとする気持ちが強い | 57 |
決断性 | 決断が速い | 74 |
様々な活動を支える基礎的なパワーをみています。社会が豊かになると低下傾向になります。
社会が豊かになると低下傾向・・・?うん?あー、景気良くなるとハングリー精神が、みたいなとこか。
思いつきで行動する傾向がある上に決断が速いので、益々考えることなく行動。猪突猛進か。競争心が強いほうで、勝ちにこだわる。意外だったけど、野心はそこまで高くないんだなー。
5.ストレス耐性
項目名 | 定義 | 偏差値 |
---|---|---|
人付き合い | – | 31 |
仕事の負荷量 | – | 68 |
理想と現実とのギャップ | – | 68 |
評価・評判 | – | 18 |
各種のストレス(刺激によって引き起こされる緊張)に対して、どの程度耐えうる特性を持っているか、らしいのですが。
評価ひっく!!
上司からの評価や評判をすっごく気にしてるってことですよね。第三者からの評価や評判を気にしすぎる、そしてその言葉に振り回されるってことかなー。評価っていうか、その評価で給料が変わるからってのが理由ですけどね。んで、人付き合いもそんな得意でないってとこか。まぁ、会社の飲み会とか苦手だしな・・・。
理想と現実のギャップは変に仕事に対して理想は抱いてないからですかね。そんな期待してない、というか、求人にいろいろ良いこと書いてあるけど、裏が絶対あるよねってわかってるから、そこは「はいはい、そうですよねー。そんな甘くないよねー」って。故に仕事の負荷量に関しては、多少仕事量が多くてもそれほど苦にしない、ならないってとこなのかな。
6.キャリアタイプ指向性
タイプ名 | 特徴 | 得点 |
---|---|---|
経営幹部 | 様々な人の力を結集して成果を生み出し、組織の期待に応える | 72 |
アントレプレナー | 自らの力で障害を乗り越え、何か新しいものを創り出す | 78 |
チャレンジャー | 困難と思える問題の解決や手ごわい相手に打ち勝とうとする | 66 |
自立 | 組織のルールに縛られず、自分のやり方で仕事を進める | 94 |
スペシャリスト | 特定の分野内で自分の能力や技術を磨き、自分らしさを確立する | 40 |
安定志向 | 組織内で、安定したキャリアや処遇を好む | 41 |
私生活重視 | 仕事よりも、プライベートの充実を目指す | 46 |
社会奉仕 | 自分の求める社会の実現や他者の救済に役立つことに関わる | 27 |
仕事に対する価値観をみています。一般の社会人は体験を元に形成されますが、学生・第二新卒の場合は希望・願望を表しています、と書いてありますが。
強弱激しいなー・・・。
「様々な人の力を結集して成果を生み出し」ってところはディレクターっぽいかな。これが高めなのはまぁ、嬉しいですね。アントレプレナーってなんだ?って思ったら「起業家(きぎょうか)とは自ら事業を興す(起業)者をいう。」ってありました。独立ですか。そして、チャレンジ精神も旺盛ってほどではないけど少し高め?って感じで。
何より一番数値が高いのが自立の94。「組織のルールに縛られず、自分のやり方で仕事を進める」ですか。
+「様々な人の力を結集して成果を生み出し、組織の期待に応える」
+「困難と思える問題の解決や手ごわい相手に打ち勝とうとする」
+「組織のルールに縛られず、自分のやり方で仕事を進める」
ってとこで、会社員というか組織の一員に向いてないな、これ・・・。対人調和力とか協調性低いし競争心強いし、そりゃ合わないよなぁ。スペシャリストが低いのはちょっとショックだなぁ。
7.職務適性
タイプ名 | 低 適性レベル 高 | ||||
---|---|---|---|---|---|
多くの人と接し、サービスする | |||||
他者と連携・協調していく | |||||
専門性を身につけ、活かす | |||||
正確かつ着実に進める | |||||
新しいアイデアを生み出す | |||||
知識を深め、探究していく | |||||
自分の判断で自律的に進める | |||||
基本に従い定型的に進める | |||||
迅速に判断して進める | |||||
合理的に物事を進める |
同職種における職務内容が多様化していることから、従来の職種適性ではなく職務適性をみていますってことなんですが。
正確に着実に合理的に進めるけど、勝手に判断して勝手に迅速に進めていくってとこですか。
専門性も低く、探求もしないし、基本の型にはまりたくないから別のアイデアを出すってとこだろうな、これw
まぁ、ディレクター向きではあるかな。全体的に浅く広く・・・。
8.総合特徴
性格特性、創造的思考性、コミュニケーション力、エネルギー量、ストレス耐性、キャリアタイプ指向性の診断結果の特徴をコメントにまとめてくれていますが。
自分の意思で判断し、その実現に向かって自ら積極的に行動する姿勢を強く持った、主体者意識の強いタイプである。また、多くの人や新しい情報に積極的に関与しながら周囲を巻き込んでいく社交的なところもある。一方で相手に合わせたり、周囲に配慮することよりは、ひとりで行動しようとする傾向が強くみられる。
創造的思考性においては、既存の概念にとらわれることなく、自由な発想でアイデアを膨らませ、多少のリスクが伴っても、自らそのアイデアを活かしていこうとする姿勢が強くみられる。
コミュニケーションにおいては自分の考えをしっかりと理解させていく姿勢が強く、相手に合わせ、考えや意図を的確に伝えることができる。ただ、相手を尊重するために、相手の気持ちや感情を正しく感じ取ったり、要望や期待を受け入れていくことは苦手である。
決断力が高く、自分の判断に迷いを持たずに即決するような、思い切りの良さが強くみられる。その一方、望みを高く持つことがあまりなく、覇気や意気込みが若干弱い。
仕事の負荷量へのストレス耐性は高く、責任ある仕事を任されたり、過剰な業務量などにあまりストレスを感じることなく、自分のペースを守って仕事に取り組むことができる。ただ、評価・評判に対するストレス耐性が弱く、他者から自分がどのように評価されているかが気になってしまい、ストレスをためやすい。
キャリアについては、組織のルールや規則、指示や命令に必要以上に縛られるのではなく、ある程度は自分で決め、裁量をもって進めていくことを指向している。一方、自らが理想とする暮らしやすい社会の実現を目指し、人に役立つことに関わっていくことはあまり指向していない。
9.注意すべき点
回答結果の信憑性について、「一貫性」、「虚偽性」の2つの観点でみています。
- 一貫性:問題なし
「一貫性」は受検者の回答結果の矛盾を確認しています。一貫性に欠ける場合は、真剣に回答していない可能性が高く、注意が必要です。 - 虚偽性:問題なし
「虚偽性」は受検者の回答結果から虚偽の傾向を確認しています。虚偽性が高い場合は、自分を良く見せようとする意識が強く、注意が必要です。
要はちゃんと回答されていてズルはおかしいところなく、診断結果に一貫性ありますよーってことすね。
知的能力分析
総合評価
学校名や入試偏差値に依存しない、会社や組織で求められる基礎的な知的能力の診断結果です、とありますが・・・
※上の図は、総合評価の値が平均的水準「5」から離れるほど、評価段階ごとの出現率が低くなることを表しています。(新規大卒者平均は「6」。)
総合評価「4」です。知的能力からすると、若干「バカ」ってことっすね・・・ははは・・・。
系統別集計
基礎系 | 5 | 定型業務の遂行能力 |
---|---|---|
記憶力 | 5 | 記憶、転記、及びすべての知能作業の基盤となる能力 |
言語力 | 5 | 単語の判別力と、語彙の豊富さを表す能力 |
計算力 | 4 | 基礎的な計算を早く正確に行う能力 |
応用系 | 4 | 非定型業務の遂行能力 |
---|---|---|
計算応用力 | 3 | 数理的な分野で事象から仮説を立てる能力 |
直観力 | 4 | 物事を空間的に把握する能力 |
言語応用力 | 6 | 語彙の豊富さと、並行して思考を切り替えられる能力 |
推理力 | 3 | 数的思考の発想力と適切に情報を処理する能力 |
っと、こんなとこです。
もし、人事関係や経営者の方で適性テストやってみよかなーっと思ったら検討してみてください。
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