WEBサービスやソフトウェアが新規リリースされる際に「α版/β版」という言葉を見かけたことがあると思います。共に、初期試験版/試用版という意味を持っています。いきなり、リリースするのではなく初期版を使ってもらって不具合や使用感を聞き込み、それを商品やサービスに落としこむ(活かす)ために用いられます。

では、α版はどういったものを指すのか。 β版よりもα版の方が先に出されます。α版は性能や機能、使い勝手に対する要望、使用感を聞き込み、それをβ版に活かすために使われます。

ただし、α版については「一般的に動作確認を行なう環境が不十分であるなどの理由から未知のバグが存在していることが多く、しかもシステムに影響を与える致命的なエラーが発生する場合もあるため取り扱いには注意が必要である。」とも言われます。(IT用語辞典e-words[α版]参照)

β版も初期開発版(試験版/試用版)です。α版から得た情報をもとに仕様を固め、ベータ版を開発します。

こちらは、どちらかというと完成直前のものであり、関係者や重要(優良?)顧客を中心に配布され性能や機能、使い勝手などを評価される版を言うようです。

「他の開発途上版と比べて重点的にバグ(プログラムの誤り)を解消しており、正式版の機能を一通り備えた完成品に近い状態だが、バグがあったりシステムに影響を与える場合があるため扱いには注意が必要である。」と、あります。

α版にしろβ版にしろ「バグがあったりシステムに影響を与える場合があるため扱いには注意が必要である」は変わらないんですね。(IT用語辞典e-words[β版]参照

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