ワイヤーないし、ワイヤーフレームというのはWEBサイトのレイアウトや線画っていうのかな、何がどこにどう配置されるのかっていうもの。
チラシでいえば、ラフだし、たたき台っていうところでしょうか。
ディレクターなんかはこれ出来ないとマズイんじゃないですかね。
デザイナーに指示出すにも、お客さんとの打合せにもワイヤーがないと難しいんじゃないかって。

と、まぁ書いたわけですが、その実、僕はワイヤーが書けません!!!
「ディレクター」の定義や記事書いておいてワイヤー書けないとはなんたるザマか!と罵りたくなるでしょうが、ええ、全く書けません。

元々印刷のDTPデザイナーあがりなんですが、印刷物のレイアウトは割かしすぐレイアウト浮かぶし、何がメインの情報であり、入れる情報の順位や重要度、文字の大きさ、写真の大きさなどある程度要件と情報があればいきなりイラレで組んでいけます。
「いや、同じことなんじゃないの?」と思うかもしれませんが、何か違う。
WEBになるとまったく書けない。サイトマップは書いてあって、マインドマップでコンテンツの洗い出しもしてあるのに書けない。

DTPデザイナー時代に先輩からちゃんとラフを書かないとダメだ、と怒られましたが、周囲でラフ書いてデザインしてる人間がいなかったっていうのと、
そんな時間ないから、まずはイラレで大体の配置して、たたき台作って打合せで進めたほうが早いし、客も納得すると思っていたので、そのやり方をやっていました。
印刷物の場合はすぐ浮かぶんですよね。レイアウトが。感覚的に。

ところがWEBは感覚的にやってしまうと機能性が強いのと、元来センスなくダサいのでワイヤーつくると自分でも「なんだこれ?」の状態になる。
それでも頑張って考えたことはあるんですよ?ワイヤー。全く進まないし、考えたワイヤーは10年くらいまえのWEBサイトの構成ですか?ってくらいにこじんまりとしたレイアウト。
見せるまでもなく、考えるまでもなく、あ、ダメだわってわかる。

先日、打ち合わせでデザイナーさんにワイヤーなしで今までどうやってやってきたんですか?と聞かれ、そういやどうやってやってきたんだろう?と自分でも不思議だった。
結局いつもテンプレート頼みだったんだろうなとは思うけど、CMS出る前はどうやってたんだろ?記憶がない。
たぶん、当時の仲間にデザインは考えて~って依頼してたんだろうなって思います。

あと、やるとしたらいろんなサイトのデザイン見て、あ、ここいいな、と思ったらそこのスクリーンショット撮って上から合成してしまう。
そうするともうワイヤーじゃないんですよね。デザインになってる。
よく海外サイトのデザインをパクッて写真とボタンだけ切り替えてサンプル案ですってやってましたけど、今にして思えば、あの当時はそれで通用してたって感じだけど今はもう無理だろうな。

というわけでワイヤーの勉強しないといけない、と感じているのですが、マーケティングに走りたいばかりなのでワイヤーかぁ・・・と少し乗り気ない状態です。

そんなとき、ferretさんのメルマガでWebディレクターにオススメしたい!さくさくワイヤーフレームが作れちゃう便利ツールまとめなんていう、なんて今の俺の心情に沿った記事を配信してくれるんだ!と狂乱麗舞(あ、狂喜乱舞か)。
早速、昨夜深夜に仕事終わったあとにも関わらずいくつか触ってみましたが、cacooはちょっとなんか使いにくかった。それにcacooは割かし有名なので他の使いたいなーっていう捻くれ根性が働く。

Justinmind Prototyperやmoqups、Pencil Project、MockFlow、mockingbird、Prottにひとまず興味を惹かれていますが、海外サービスも多々あり?おそらく挫折するでしょう。
それでも使いこなしてワイヤーをひけるようになり、今、頼んでいる外注デザイナーさんたちに「ワイヤーひけるようになったんですね!」と言われてみたい。
ここんとこ、いろんなデザイナーさんに発注かけてるんですけど、毎回「すいません・・・ワイヤー書けないんです・・・」って申し訳なく話した後のあの間が怖いんですよ。
あ、俺って今見下されてる、絶望感を与えてる!電話の向こうのデザイナーの至極残念な表情が「間」で伝わってきます。
そんな間を払拭したい。

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