「IT=Information Technology」の略で直訳すると「情報技術」ですね。
厳密的に言えばコンピューターやデータ通信を行う「技術」なんですが今現在では(っていうか最近「IT」もあまり聞かないな・・・)使われ方や意味は少し違ってる、なんて気もします。

ユビキタス時代の到来だとか色々言われてましたよね。この世界に全体的に多い認識として「わからない人は置いてけぼり」という感はあります。

僕もそんな置いてかれた人間の一人ですが(だもんでこのブログの連載兼ねて勉強してるんですけどね)。(もちろん技術的なところはプロがやる範囲なんで、そこまでは覚えなくていいですけどね)

「IT」は情報時代、情報産業時代なんて感じで捉えてもらえればいいんではないかと。
そしてその歴史はいつからか、というと一般的に「ベルリンの壁、崩壊」からですね。あの事象が起きたことにより19世紀に始まった「産業革命=工業の時代」から「これからは情報時代だ」になったんじゃないかな、なんて僕は思います。

以前、プランナーの方と「WEB」について話をしていた時に、「WEBというものをまだ理解出来ない企業さんもまだまだみえるね」なんてお話をいただきました。
ある企業さんとHP(ホームページ)のプレゼンを行っていたところ、クライアントの若い方はすごく盛り上がって打ち合わせをしていたのですが、上司であるご年輩の方は仏頂面をしたまま。「もしかしてHPはいらないんじゃないかな?って思われてますか?」と聞いたら、「HPを作ってどう変わるのかね?」という答えが帰ってきたそうです。

また、「最近、ウチの仕事が減ってきた。けど世の中では仕事が動いてる。前はこうじゃなかったんだが」という疑問をもたれた社長さんがみえて、よくよく考えてみると「みんなHPを見て動いてるのか!!」と気づいたらしく、急いでHPを作るように指示を出されたそうです。
そして「みんなHPを見て、調べてから来るんだな」(AISASの法則における真ん中のS[Search=検索])ということもわかったそうです。

「IT=WEB=HP」というわけではないですが、一番身近な存在ではないでしょうか?
そのHPを現実のものに置き換えるならば僕は「看板」や「名刺」ではないかと。

看板や名刺には「ウチの会社ではこんなことやってますよ。メインはこれですが他にはこんなこともやってます。こんなものを売ってます。」なんてことが書いてありますよね。でも紙面や壁面には「面積」がある以上どうしても表現や掲載できる「情報」が限られます。けどWEBでは(原則的にですが)面積はありません。いくらでも掲載しようと思えば掲載出来るのです。

要は「情報・広告塔」だったり「情報・広告看板」なのです。
例えばたまたま訪れたサイトで商品見て「この会社は他にもこんなことやってるんだ、売ってるんだ」って感じで新たな「情報」を提示することが可能です。

昔は看板やチラシ、それこそ巨大な広告塔などを見て、その会社が何やってるか、新商品の発売はいつか、この会社はこんな会社なんだ、という情報を得て、判断をしていたと思います。

それが「WEB」という世界で展開出来るようになった、ただそれだけのことです。
ただ、その世界には「現実」における障害や弊害(例えば距離だったり、さっき書いた面積とか)が少ない、展開に可能性があるので(うまく表現出来ないなぁ)これだけ「WEB」が浸透したのではないか、と。

そして現実世界と変わらない部分もあります。
これはHP制作された方誰もが聞かれた質問かと思いますが「HP作って、そこに商品のっければ売れるんだよね。」→そんなこたありません。

「ネット通販」というものが始まってすぐの時代ならまだしも、今や「携帯から商品を買う」時代です。HP構えるだけでは誰も訪れません(例外的によっぽど商品力あるとか企画が優れてる等あれば別ですが)。

「HPを構える=店舗を構える」わけです。
現実世界で店舗を構えただけではお客さんは来ないですよね?まして、店舗名が何やってるか分からない名前なら尚更です。で、折り込みチラシやったり、フリーペーパー載っけたり、新聞広告出したり、口コミやったりするじゃないですか?

「WEB」の世界でも同じでそれがバナーだったりSEOだったりするんですよね。
「業者を探してる→電話帳」が「業者を探してる→HPで検索」になったわけです。

長々と書きましたが(そして脱線してますが)「IT」が指すモノは「情報」であり意味合いは「どれだけわかりやすく、ユーザー(一般消費者・顧客)に情報提供をする」ではないかな、と思います。(う~んかなり長くなったし、なんかゴチャ混ぜ感がいっぱいだな(^^;)それを「ややこしい」ととるか「お得感」ととらえるかは読んだ人にお任せします・・・とりあえず、ここまで読んで頂いた方、お疲れさまでした。)

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