ひとまず「ドミナント(dominant)」とは「優位」という意味です。
なので「優位戦略」「優位規制」ということになりますね。

「ドミナント戦略」はコンビニ等、主にチェーン展開している店舗の出店施策の一つです。ドミナント政策、エリア・ドミナンス戦略ともいうみたいですね。

「ドミナント規制」は一定以上のシェアを獲得した通信業者に対して、総務省が行なう規制のようです。独禁法みたいなもんですかね?

因みに総務省のサイトで検索してみました→結果

「ドミナント戦略」はアマゾンのロングテールは、二度笑う 「50年勝ち組企業」をつくる8つの戦略という本に事例が書かれてます。そう、ボクの地元である「名古屋」が登場しています。

本には、日本一のコンビニである「セブンイレブン」がながらく「名古屋」に出店しなかった理由に「名古屋」には古くから「サークルK」という強力なコンビニがあり、他地域にまだ出店の余地があるうちは、あえて「名古屋」に出店しなかった、と書かれています。

これは「自社の店舗が密集出来る地域に集中して出店するという選択=ドミナント戦略」を行ったためで、あえて「不利な土俵」で勝負をしなかったということです。「サークルK」は名古屋が地元のコンビニですからね。

まだこっちに「セブンイレブン」が入ってくる前、当時ボクの周りの年配の方には「コンビニ=サークルK」という図式の方もいました。

他のコンビニなのに「サークルKに行って来るよ」でしたからね。
そしてボクも「サークルK」が地元のコンビニと知らなかったので「サークルK」が一番多い、と思ってたらなんてことはない、たまたま東京へ出張したら全くといっていいぐらいに「サークルK」を見かけない。その時「地元のコンビニ」なんだな、と気付きました。他地域行かないと意外と気付かないんすよね(^_^;)

「ドミナント規制」は「特定の企業によって市場が支配されることで、競争が正常に行なわれなくなることを防ぐ目的で適用される。」とあります。う?ん独禁法っぽいですよね(専門ではないのであまり詳しくはないですが)。

適用された事例としてはツーカーを買収したKDDI(au)や、NTTドコモがあります。端末台数シェアが25%を超えた企業は「第二種指定電気通信設備」を持つと見なされ、様々な規制が課されるようで、総務省に提出する接続約款に規定されてる接続料金が適正でない、と判断された時は料金の変更が命じられることもあるようです。
IT用語辞典e-words【ドミナント規制】参照

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