Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 第13話 新たなる使命

Amazonプライムで色々と映画やらアニメやら見てますが、ある程度するとまぁ、殆ど見てしまって、テキトーに散策しています。そんななかで、「んー?なんだこれ?人形劇?」
パッと見た感じ、中華系な人形劇だったので、人形劇三国志が大好きな僕としては見てみるかなー?ぐらいで、なーんとなく、再生をしてみました。

ちなみに、人形劇三国志をご存知ない方に。

人形劇三国志もクオリティ高く、名作ですよね。
で、まぁ、同じような感じかなーと思って見てみたら、「なんだこりゃ?すっげーなこれ!!」と驚いたわけです。そして、あまりのすごさや面白さに紹介したくなって記事に書いた、というわけです。

なんていうか、現代の人形劇

CGを使ったアクション、ところどころアップされる手足や口元などカメラ割り、これを人形劇と言っていいのかどうかわからないです。
いや、かっこいい。そしてアクションというか人形の動きも、これは人が操作しているのか?と思えてしまいます。が、メイキングを見ると人が操作していますね。

人形の足運びとか、決めポーズとか、よく、こんな操作出来るなぁ・・・。
どうやら、台湾の伝統芸能である布袋劇(ほていげき)という人形劇がベースのようで、台湾と日本の合作のようです。

布袋劇とは

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 公式サイト「Introduction」のページに「布袋劇とは」というコンテンツがありますね。
「布袋劇」はおよそ17世紀ごろ発祥とされ、台湾では知らない人間はいないと言われるほど、子供から大人まで親しまれている伝統芸能です。「布で作られた袋状の人形」を用いたことから布袋劇の名称が生じており、袋状の胴体部分に片腕を入れ、人形師一人でいちキャラクターを演じ、口白師一人が全てのキャラクターを演じるのが特徴です。

布袋劇(プータイシー、ほていげき)は台湾の民間芸能の一つ。別に布袋木偶戯、手操傀儡戯、手袋傀儡戯、掌中戯、小籠、指花戯などとも称される。その起源は17世紀中国福建省泉州或いは漳州に遡ることができ、福建泉州、漳州、広東潮州及び台湾等で一種の人形劇として現代に伝わる。人形の頭部や手足部は木製であり、それ以外の身体部は布製の衣服により構成されており、演出時は手を人形衣装の中に入れて操作する。「布で作られた袋状の人形」を用いたことから布袋劇の名称が生じた。
布袋劇の特徴としては音楽伴奏を伴い、出場詩の念白、説書の口白と人形操作により構成され、人声曲調と唱腔表現は余り多用されないことが挙げられる。

布袋劇(Wikipedia)参照

台湾の伝統芸能ですか。
親父が長いこと台湾出張してたから見たことあるか聞いてみよかな・・・。
公式サイトのイラストを見ると、こうやって操作するんですね。思ってたより大きい人形なんですね。人形劇三国志も結構大きな人形でしたけど(展示会かなんかで見たことあります)。

上記の映像で人形の操作中の映像ありますが、こうやって動かすんですねー。

人形劇と侮るなかれ

子供向けではないです。かといって、エロがあるわけではないです。
内容は武侠モノでわりとよくある話ではありますが、なんだろう、日本ぽくないというか、上手く言えないですけど、単なる勧善懲悪ではなく、「え、そこでその展開なの?」っていう部分もあります。そこは日本人にはない感覚なのかな、という気がします。第一話は少し見づらい、分かりづらい部分がありますが、それは最初の数分で、それを超えると一気に面白くなります。同じようなレビューを書かれている方が見えますが、恐らく、同じ場所のことを言っているかと思います。僕も一旦、そこで見るのを止めてしまいました。

二つ名が少しわかりにくい・・・

少しわかりにくいのは「二つ名」ですね。いわゆる、通称というか通り名ですが、「鋭眼穿楊(エイガンセンヨウ)」とか「槍の寒赫(カンカク )」とか「鳴鳳決殺(メイホウケッサツ)」とか。ドラマを見てるだけだと全く、漢字がわかりません。この辺は水滸伝の宿星を聞いたときと似たような感覚ありますが、水滸伝はまだ漢字を読めば何となく意味がわかるものもありましたが、こっちは本当にわからない。漢字見てもわからない。まぁ、でもドラマ見ていくと何となくはわかっていきますけどね。あ、でも「森羅枯骨」は今でもわかんない。枯骨は死骸とかだろうから、森羅万象の森羅、全て死骸とかそんな感じ?

声優さんがとにかくいい

レビューにもありますが、顔の表情は動かないので(唇と瞼は動きます)、表情は乏しいのですが、それを補ってあまりある、声優さんの仕事がいい。声優さんの声の抑揚や手の動き、体の動きで表情まで感じられるようにみえます。映像なしで聞いていても、聞いていられる。声だけで感情がわかる。あと、衣装も立派ですねー。

全13話あるけど、一気見で見られる

      第1話 雨傘の義理
      無双の力を発揮する武器、神誨魔械。護印師である丹衡、丹翡兄妹によって守られてきた神誨魔械の一つである天刑劍が、今まさに蔑天骸率いる悪の手に落ちようとしていた。丹翡は偶然にも凜雪鴉、殤不患の両名と出会い、その助けを得ることとなる。
      第2話 襲来!玄鬼宗
      丹翡が守る天刑劍の鍔を奪おうと襲い来る獵魅と玄鬼宗郎党達。雨傘の義理を果たす為丹翡を助けた殤は、彼等から「お尋ね者」として手配されてしまう。成り行き上、再び玄鬼宗と対峙する殤の前に、二人の男達が姿を現す。
      第3話 夜魔の森の女
      凜からの召集に応じた弓の名手、狩雲霄。そしてその舎弟である槍(鉾)の達人、捲殘雲。蔑天骸の居城、天然の要害に守られた七罪塔へと歩を進めることとなった一行は、夜魔の森に住まうとある人物を新たな仲間に加えようと訪ねるが…。
      第4話 迴靈笛のゆくえ
      刑亥が仲間に加わる一方で、一人の男が街道筋で剣を抜いていた。殺無生と名乗るその男は、過去に凜と因縁があり、彼を斬るためだけに旅をしているという。七罪塔にたどり着くために必要な笛を殺が持っていることが判明し、一行は彼と対峙するが…。
      第5話 剣鬼、殺無生
      旅の行く手を阻む殺に対し、自らの命を懸けて戦いを挑むと意気込む捲と、勝算のある策を講じるまで待てと諭す凜。そしてどちらにも同意できない殤。迴靈笛を巡る方針は各々に違う思惑を懐かせる。一方、七罪塔では、蔑率いる玄鬼宗が動き始めていた。
      第6話 七人同舟
      七罪塔攻略に必要な人物が揃い船へと乗り込む一行だったが、仲間であるはずの面々は各々が疑心暗鬼に囚われ、はたして肝心な局面でお互いが協力しあえるのか、先が思いやられるとぼやく殤。そこへ獵魅、凋命らが待ち伏せの罠を仕掛けるのだった。
      第7話 魔脊山
      蔑天骸が居城とする七罪塔へと到るため、魔界と人間界の間にある幽世と呼ばれる土地である魔脊山へ挑む一行。常人では行き来できないどころか、踏み入ることすら憚られる難所であり、待ち受ける三つの関門は殤を局地へと追い込む。
      第8話 掠風竊塵
      殤の機転により一足飛びに七罪塔へ侵入した殤、丹翡、凜の三名。しかし、全てお見通しとばかりに眼前に現れる蔑天骸と玄鬼宗。兄の仇と激昂する丹翡に対し、一騎打ちを提案する蔑天骸。凜や玄鬼宗が静観する中、丹翡の剣技が冴え渡る。
      第9話 剣の神髄
      凜の計略によって牢獄に囚われた殤と丹翡に、迷宮を突破した狩たちから真実が語られる。一方、七罪塔では、凜と蔑天骸により天刑劍を廻る駆け引きが繰り広げられていた。そこへ招かれざる客“鳴鳳決殺”こと殺無生が血風を纏い現れる。
      第10話 盗賊の矜恃
      殺意を持って対峙する殤に語られる凜の真意。不本意ながらも天刑劍を取り返すためには、凜と手を組む必要があると理解する殤。蔑天骸との交渉は成立し、形勢は大きく動き出す。掠風竊塵は天地の理さえも欺いて奇計妙策を巡らせる。
      第11話 誇り高き命
      凜に成り代わった殤は蔑天骸とともに魔脊山を下る。その隙に凜は天刑劍の柄を盗み出すため行動を起こすが蔑天骸は既に一歩先を見据えていた。一方、丹翡と捲は天刑劍の鍔が隠されているという無垠寺へと向かう。背後に忍び寄る影には気付かずに…。
      第12話 切れざる刃
      深手を負った捲と、それを手当てする丹翡のもとに辿りついた殤。そこへ玄鬼宗の追手が現れる。二人を守るべく手にした刃を揮う殤。人呼んで“刃無峰”その力の秘密が明らかになる。一方、鍛劍祠では天刑剣の封印が解かれようとしていた。
      第13話 新たなる使命
      天刑剣を携え無双の剣術を誇る蔑天骸を前に、一振りの刀を抜き放つ“掠風竊塵”凜雪鴉。そして、かつての窮暮之戰にて東離の地に封印された魔神が覚醒する。光の大地に魔神の咆哮が轟く中、一人の男が立ち向かう。

これで三國無双

この仕組みや仕掛けを三国志を人形劇化した場合、それは三国志じゃなく、三國無双だなーっと。
作ってくれないかな。イケメンキャラもこれなら大丈夫でしょ。
Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀

あ、最後にOP曲である西川貴教氏の「RAIMEI」もいいですね。

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