マイルストーン自体は「1マイルごとに石を置いて距離を測った」ことに由来していて、その昔ローマ帝国が街道に石を置き、距離を測ったのが始まりとされています。
プロジェクトの進行管理においては、その「プロジェクトの節目」となります。
システム会社さんと仕事をやった際にわかったことですが、業界違うとやはり違いますね。

印刷やDTPの世界全般がそう、とは言えませんが、業務において契約書を交わすことは少なく、進行管理も結構グダグダなことが多いです(僕が今まで関わってきたところはそうだった)。

「何でこんなことが起きるのか?」という想いからPMやPMBOKを知るようになり勉強しだしたわけですが、いざ本だけ読んでわかった気になってる自分が(絶対に)います。

ちょうどよく、システム会社さんのマネージャーとお話させてもらうことがありまして、その時に「PM」や「PMBOK」といった単語を口にしたところ、「必要ですよ」と。

と、いうわけで今取り組もうとしているプロジェクトでは実業務兼ねてPMの勉強をさせてもらうことにしました。一応見よう見まねでスケジュール作ったり、契約書も考えてみたり、見積もり書の作り方も工夫してみたり、と。

そんな中でスケジュールはこちらの作業内容を書いて、日程埋めてシステム会社さんに提出そこのマネージャーさんから総合のスケジュールが返ってきました。非常に勉強になります。

「あぁ、こうやって作るんだな」と。

そのスケジュールのなかに何箇所か「★」が入ってます。

「これってマイルストーンってやつですか?」と聞くと「そうですよ」と。

その★マークのついている部分の項目を見ると、今回のプロジェクトの節目となる項目で、「プロジェクトにおいて重要な意味を持つ時点やイベント」でした。

「マイルストーン」はそのプロジェクトの節目ごとにメンバー全員が「スケジュールは遅れてないか」や「予算は超過してないか」等をチェックし、それだけでなく「プロジェクト途中段階で検収(プロジェクトの最後に検収して万が一最初からやり直しが発生するケースに比べて、リスクを分散させる)」だったり、「クライアントの自発的な協力を導き出す」といったメリットもあるようです。

今までやったことないだけに新鮮でしたね(今まではおおよその日程を多めに組んで、とにかく前倒しで進めるやり方)。

それともう一つ、この手のスケジュールを作らなかった理由がありまして「ガントチャート」が苦手なんですよ。

今までに何回かスケジュールを作ろうとしてネット調べたり、本を読んだりしましたけど、スケジュールは大体「ガントチャート」形式。

理由は「見づらい」から。

慣れてないだけなんでしょうけど、どの項目がどのラインなのか、というのがすぐにわからないんですよね。

項目開始終了1/211/221/231/241/251/261/271/281/291/301/312/12/22/3
アクティビティA1/211/27
アクティビティB1/251/30
アクティビティC1/312/1

このぐらいの数なら問題ないですけど長期のプロジェクトでアクティビティも多いともうほんとビッシリって感じですからね。

自分なりにわかるように工夫して使ってます。

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