デジタルは「デジタル技術をつかった」とか、いわゆるよく聞く、使われる「デジタル」です。
サイネージは直訳すると「標識」(看板でもいいのかな?)という意味です。
つまり「デジタル技術を使った標識」や「電子看板」というものになります。
OOHの一つで、TVCMのように「不特定多数に同一の内容を一斉に配信」するのではなくターゲット、シーンに合わせて表示内容(広告内容)を切り替えることが可能で、 新しい技術との組み合わせも含め、色々と導入されています。
他の呼び方として
- ダイナミックサイネージ
- <インタラクティブサイネージ
- ナローキャスティング
- 映像配信/li>
- 音声配信
- デジタルPOP
- デジタルサイン
- デジタル掲示板
- デジタル表示サイネージ
- デジタルコンテンツ配信システム
- 電子ポスター
- 電子ボード
- 電子情報ボード
- 電子ディスプレイ
- 電子看板システム
- 電子掲示板システム
- 電子広告板
- 流通向け情報配信
- コーポレートコミュニケーションテレビ
- アウト オブ ホーム アドバタイジング
などがあるそうですがすべて同等のシステムの呼称と書かれています[デジタルサイネージ wikipediaより]。
ターゲティングやバリアブル、ダイレクトマーケティング、ソーシャルカスタマイズ、いろいろ言われていますけど、「同一」のものではなくユーザーにあったものを確実に届けることで、利益につなげたり、機会を増やすという動きは高まっていますので(高まってるというか完全にその流れですよね)、今後導入、展開される企業は増えると思いますし、ユーザー側は見かける機会も増えるでしょう。
Wikiには、「立体映像技術や映像に合わせた香りを放つ装置、視聴者の有無や人数を画像認識により感知して表示内容を変える工夫、携帯電話との情報の連携などが計画されている」とありましたが、既に実施されている企画もあるでしょうね(事例としてフジテレビジョンが去年主催した「お台場冒険王ファイナル」の事例がITProで紹介されています)。
個人的には「香りを放つ装置」は楽しみ、というか屋台や飲食街、車両販売しているお店の前を通り過ぎるとどうしてもそれが食べたくなるじゃないですか。その状態に映像も加わるんですよね、絶対に食べたくなりますよ(財布と相談して無理っぽいなら奥さんに「作って」と頼むしかないわけですが・・・→そして「無理」と断られる)。
あぁ、話が脱線気味だ。
利点とかはWikiにまとまってたんで、そちらを参照させてもらいます。
- TVCMのように不特定多数に同一の広告を流すのではなく、設置場所の地域性を考慮した視聴者ターゲットの設定を行い、その特定層に焦点を絞った広告メッセージが発信できる。
- 通信ネットワークを使ってリアルタイムな操作が可能で、表示される広告内容を随時配信・変更が可能である。
- 最新情報が提供できる/動画が表示できるために、視聴者の注視度/注目度が高まる。
- 設置地域に即したリアルタイムなキャンペーンなどの情報配信が可能となる。
- ポスターやロールスクリーン看板のような印刷物の取替えの手間がかからない。
- 1台の表示機でも複数の広告主に対して、広告表示枠を秒単位で切り売り出来る。
これらの点で、従来の紙のポスターや同じ静止画を切り替えるだけのロールスクリーン看板、同じ動画映像を(比較的小さな画面で)繰り返し再生するだけのビデオディスプレイ(スーパーとかホームセンターで見る商品説明ビデオ等も)と比べて、優れた広告効果が期待できます。
スポンサーリンク