「multi」は「多方面」とか「多くの」といった意味で、entranceは「入り口」という意味で「多くの入り口」という意味です。
SEO用語としてつかわれていて、「マルチエントランス」が意味するのは「webサイト内のページ全てが入り口となりえる」という考え方(概念?)」です。
ユーザーは様々なワードで検索をかけます。
その時に検索結果として表示されるのはトップページだけとは限りません。検索されたワードに適合するページが表示されるわけで、ユーザーはその表示されたページへ直接アクセスすることになります。
各ページに対してキーワードを意識したページ作成やSEOを行うことでサイト全体のアクセスアップにもつながっていく重要な考え方です(ただし、そのページがいくら検索にひっかかってもユーザビリティが悪かったり、ユーザーが望むようなものでなかった場合は意味ないですけどね。アクセス上がってもコンバージョン上がらなかったらそれもあまり意味ないし)。
参照SEO対策ドットコム<
マルチエントランスの考え方をサイトに活かす場合に
- 「何のためのサイトか」「何を伝えたいのか」といったコンセプトやテーマを各ページごとにキッチリ決める
- そのページは誰に見てほしいのか?ターゲット(ユーザー)が満足しそうな(目的を達成できそうな)コンテンツを用意する。
- ユーザーを誘導できるようなキーワードを選定し、そのキーワードで最適化する。
- デザインの統一性、整合性(ヘッダ・フッタの統一)。何のサイトかをわかりやすくしておく。
- (被る部分ありますが)全てのページに他ページに飛べるようにリンク(ボタン)を用意する。(グローバルナビボタン等)
といったことに配慮する必要があります。
特に「フレーム構造」のサイトの場合、直接コンテンツが読み込まれてしまうと他ページへのリンクがなかったり、どんなサイトか分からない場合があります(例えば各ページにボタンやリンクのあるページがのっかってて、その下のページのみが表示される・・・わかりにくいですかね?レイヤーでいうと2枚のレイヤーの下のレイヤーのみとか・・・う?ん拙いなぁ。強引な例えでいうと雑誌でいきなり中身のページだけ見てもその雑誌が「何の雑誌か」なんてことは分からないじゃないですか、そんな感じです(^_^;)
ごめんなさいm(_ _)m) そう、雑誌で考えたほうが早いのかも。
ユーザーは表紙から見ない場合がある、ということですよね。
いきなり目的の(目的に近い・目を引いた)ページから開く可能性がある、ということです。(インデックスのない電話帳?違うか・・・?逆にいえば全て表紙になりうるっつーことか。)
もしかしたらドメインいじったり、robot.txtで読み込ませないように指示出せば回避できるかもしれませんが(そういやrobot.txtでファイルの回避ってできるんですかね?ディレクトリ回避は知ってますけど・・・どなたかご存じですか?)
けど、そういったアクションをいちいちユーザーにとらせるのもどうかと思うし、ましてrobot.txtの指示は・・・(^_^;)
話が脱線していきそう(しかも長くなりそう)なので。
マルチエントランスの考え方を導入して、サイト構造・各ページに対し、ちょっとした気をつかうだけでも結果は随分と変わってくると思います。(あ、ムリヤリな終わり方だ・・・)
2009/07/27追記:消費者×企業サイト―売れない時代に成果をあげるWebマーケティングの法則-利用者が欲しい情報を探しやすくするために「HOMEやTOPだけが入り口ではないマルチエントランス構造」
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