「SaaS=Software as a Service=サービスとしてのソフトウェア」となります。
読み方は「サーズ」だったり「サース」だったり、そのまんま「エスエーエーエス」だったり、と人によって違うみたいです。

「んで何?」ってとこかもしれませんが、これはネットを介してユーザーにソフトを配信する形態のことを言います。
サービス型ソフトウェアとも呼ばれ、ユーザは必要とするものだけをサービスとして利用できるようになってるため、管理・保守・更新等のコストがかからないという、パッケージ販売泣かせなサービスです(笑)

通常、ソフトってのは、色んなユーザに必要な機能をすべてまとめ、すべてのユーザに同じ機能を提供してくれますよね?

それは確かにいいことなんだろうけどスイート(suite)のようにパッケージ化されていると実際使わないソフトなんかもあるのと一緒で(別にスイートが悪いわけじゃないですよ)、ユーザーによっては、あまり使わない機能が多く搭載された無駄の多いものとなってしまい、その使ってない機能に対しても料金を支払っていることになります。

そこでですな、個々のユーザが「本当に必要な機能のみをオンデマンドに利用でき、その機能に対してのみ支払いをする=SaaS」という考え方が登場したわけです。

これならユーザーのPCにソフトが入ってなくても、ユーザは必要な機能のみを必要なときに利用でき、利用する機能に応じた分だけの料金を支払えば(月額だったり、従量課金だったり)いいわけです。

ま、要は「機能の切り売り」ですわ。
利用する機能をダウンロードし、PC等に入れるタイプと、サーバで動いてネット上で利用するタイプのものとがあります。
最近は後者の方が多くなってきてるようです。

他のメリットとしてはサービス提供側が管理・保守・更新を行ってくれるのでメンテコストが抑えられるというのと、提供側が適宜修正や改良を行うのでユーザーは常に最新版が使えるってことです。それは=バージョンアップの度に買わなくても大丈夫ってことです。

んで、サーバーは顧客ごとに別サーバーを用意するのではなく、ひとつのハードウェアで複数の顧客に対応させていますんで顧客ごとに個別の設定を行うことが可能です(ただし共有上の限界もあるらしいです)。

「通信費用の低下」や「Webサービスの機能向上」といった利用環境の向上によって実現したサービスです。ここまで書くとASP(Application Service Provider)と似てるなぁ、と思われるかと思います。

で、困ったことに「一般的なASPサービスを指す場合もある」、とも書かれてる場合もあれば「区別されています。」とも書かれてる・・・。(ん?「場合も」ってことは基本は「区別」なんでしょうね、やっぱり。)

因みにweb2.0タイプのソフトはこのタイプが多いようです。(IT用語辞典 e-wordsweblio【SaaS】引用)

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