アクセシビリティってのは「accessibility=近づきやすさ」という意味がありまして、情報やソフトwebサイトにおいてどれだけ「利用しやすい(近づきやすい)か」という意味・度合いになります(特にWebページについての「利用のしやすさ」を「Webアクセシビリティ」と言います)。

そういった意味ではユーザビリティと似てますが、アクセシビリティの場合は特に高齢者や障害者などハンディを持つ人にとって、どの程度利用しやすいかという意味で使われることが多いようです。

例えば、
「手や腕の障害のためにマウスを使えない場合、ソフトはキーボードだけで利用可能である必要がある」、
「弱視や老眼の人にとってはフォントサイズや配色は容易にカスタマイズ可能」でなくては見にくいですよね。

視覚障害の人は読み上げソフトを使うので、それに適したレイアウトや記述方法が求められる、といった考え方や姿勢・配慮ですよね。これが高いと幅広いターゲット層を持つ公共性の高いサイトになります。

1999年にはW3Cがガイドラインを規定しています。
このガイドラインに従うことで多くのユーザーに受け入れてもらえるものにはなりますが、反面どうしても技術的に無理な面もでてきてしまうこともまた事実です。なので、その辺はどこまでこういったガイドライン等に合わせるかといったことを、予めクライアントとかと打ち合わせを行う必要があるかと思います。IT用語辞典 e-words【アクセシビリティ】参照

2004年6月20日には「高齢者や障害者(一時的障害も含む)の方々を含めて、見やすく、アクセスしやすいWEB制作を行わなければいけない事項」の指針として規定された「WEBコンテンツJIS」(「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器・ソフトウェア・サービス-第3部:WEBコンテンツ」=JIS X 8341-3)があります。(WEBクリエイターズ2月号-ハラヒロシ氏「JIS X 8341-3」より)

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