“データマイニング”というのは統計のデータを分析し、その中から“特定のデータ”を拾う手法なわけなんですが、わかりにくいですよね。
まず「データ」と「マイニング」に分けて説明します。
データはわかりますよね?普通一般に言われる「データ」です。顧客データだったり、売り上げデータだったりデータベースの基となる「データ」です。
マイニング(mining)は「採掘・採鉱」を意味する英単語です。
つまり「データの採掘」となります。
これは「大量のデータ」を鉱山に見立て、その「データ」の山から「宝」のような価値ある情報・データを見つける、そんな手法です。
これは購買履歴などの販売データから商品間の関連性、規則性や消費者の購買傾向を見つけだし、その関連性・法則、規則性を活かし効果的にマーケティングに活かします。
例えばアメリカのとあるスーパーでは紙オムツを買う客はビールも一緒に買うことが多いという法則を見つけ、その2つを並べて販売したところ売り上げが上がったという事例があります。
アマゾンの「協調性フィルタリング」なんかもこれにあてはまるものかと思います(アマゾンから「新刊」のご案内や「この本を買った人は他にこんな本買ってます」みたいなメールや画面表示は「おおっ!!」という感じで僕のハートに突き刺さります。この商売上手が!!とツッコミ入れてしまいます)。
海外ではknowledge-discovery in databases (データベースからの知識発見) の頭文字をとってKDDとも呼ばれているようです。(参照 weblio【データマイニング】)
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[…] が見えるのか、それを確かめたい。これはデータマイニングと言えるのかな? […]