この記事は2007年12月に掲載した記事です。

以前事務所で「行列のできる店は必ずおいしいのか?」という話題になり、あーだこーだと話しておりました。もちろん各々味覚や好きな味つけはそれぞれですんで「必ず」はあてはまらないかもしれませんが。そこから話が飛んで・・・その時の話をまとめます。

「クチコミ」(リアルな/オーガニックな)やブログや掲示板による「カキコミ」、あとは4マス媒体やWEBを使った宣伝、広報など様々な理由や戦略があって「行列」を作る結果となったと思います。で、そこにもう一つ「集客」をするものとして「人混み[ヒトコミ](正確に言うとコミュニケーションではないですけどね)」もあるのかなぁ、なんて。うまく言えないですけど。

「野次馬」っていう言葉があるじゃないですか、人だかりがあると「なんだ?なんだ?」って。

ってことは行列が出来てる店→おいしい、みたいな感じでお店の名前や味を知らなくても並んだり、スーパーとかでも特売で並んだり、映画館でどんな映画か知らなくても並んだりとかあるのかな、と。
若しくは並ばないにしてもどんな店なのか、どんな映画なのかといったぐらいはチェックするのではないか、と。行列ができる(人が大勢集まってる)→気になる、といった具合に。人ってその辺り気にすると思うんですよね。

例えば自分だけ知らなくて何か買えなかったりすると「損した」と思ってしまうように。つまり行列ができたことが更に宣伝となる、行列が広告となるみたいな。

しかもその行列が多いほどそれだけの人間が「支持」してるわけだから確実性・信頼性もある、と判断するのでは。と。

もちろん数は少ないと思います。みんながみんな人だかりに集まるわけでもない。発見した人にとってはそれは「偶然」なわけですし、店側にとっても「偶然」(多少は気にしてたり、範疇に入ってたりするのかな)のお客様だと思いますので。

僕は「人が集まれば、お金も集まる」と思ってます(別に人=お金とは思ってませんよ)。大勢の人が集ま(れ)る場所には「お金を落とすシステム」が多くあります。

駐車場・自動販売機・お店・屋台等他にもたくさんあります。(そういや昔、clubでイベントやった時は「女集めりゃ男も集まる」ってみんなで言ってましたね(笑))集める場所や内容にもよるでしょうけど客が少ないよりは多いほうがいいですよね。

じゃあ、人が集まってる状況を作ればいいのか、といって「ヤラセ」はダメですよね。
いわゆる「サクラ」ってやつです。スタッフとかを並ばせたり、お金渡して来てもらったり・・・。人だかりができてるとさらに集まったりするからそれを狙って・・・とか。

もしかしたら手法としては「アリ」なのかもしれませんが僕は好きじゃないですね。キッカケとしてその後誰も嫌な想いをしてない、結果的にも成功したというのであればいいのかなぁ・・・(どなたかそういう事例知ってみえますか?)。

あ、でも昔、アサヒの「スーパードライ」が初めて発売されるときに「クチコミ部隊」作って、ドライをまだ扱ってない居酒屋に客のフリして「アサヒのスーパードライください」って注文して(当然あるわけない)店回って、そこからいろんなお店で「アサヒのスーパードライってなに?」で注文を殺到させ、爆発的なHITになった、という話は聞いたことがあります。

これも「ヤラセ」といえば「ヤラセ」かもしんないけど、これ聞いたときは「巧いなぁ」なんて感心したっけ。

う~んなんかぐちゃぐちゃになっちゃった。頭であれこれ考えながら書いてたらこーなっちゃいました。これ読んで「こう思われたらいやだなぁ」とか「もうちょっと書き足したいなぁ」なんてこと考えてしまうと・・・。

結局なにが言いたかったか?というと「行列」とか「大勢の人が集まっている」状態に宣伝効果がある、ということに改めて気がついた、ということです(最後になんだそんなことかみたいなまとめになっちゃった)。

拙い文章と大したことな記事かと思いますが最後までちゃんと読んでいただいてありがとうございます。ご意見・ご感想・ご指摘あればよろしくお願いいたします。

[20091月16日]追記
マクドナルドさんが似たようなことやられてましたね。批判がが出てました。ということで、これはやらない方がいい、ということですね。

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