アメリカのスタンフォード大学の教授であるE・M・ロジャーズ氏が著した「普及学」の集大成とも言える書「Diffusion of Innovations, Third Edition, The Free Press」の中で提唱している理論です。

E・M・ロジャーズ氏についてはこちら中嶋経営科学研究所さんを読んでみてください。
昔「世の中にモノが流通するときはこの流れをたどる」という「普及のS字曲線」てのを聞きまして、ネットで調べたら中嶋経営科学研究所さんのサイトに行き着いて、そこにイノーベーターとかの言葉が載ってたんですよね。

で、その中で、「何か新しいものを導入する」(技術だったり商品だったり文化だったりですね)際の段階をいくつかに分けてるんですよね。下に行くほど市場は大きくなり、人数は増えます。

  1. イノベーター(革新的採用者)=最初にイノベーションを採用する人々
  2. アーリー・アダプター(初期少数採用者)=次に初期採用する人々で、社会にイノベーションをもたらす役割を担う。(オピニオンリーダーとも言うみたいです)
  3. アーリー・マジョリティ(初期多数採用者)=オピニオン・リーダーの採用をみて採用に踏み切る初期多数群
  4. レイト・マジョリティ(後期多数採用者)=世の中の多数が採用してから動き出す後期多数群。フォロワーとも言われる。
  5. ラガード(伝統主義者又は採用遅滞者)=最後に採用に踏切る人々 という、5段階ですね。

ネット広告でいうと、ソートリーダー(実践的な先駆者の意味。日本だとインフルエンサーという呼び方が一般的のようです。)・インフルエンサーは2のアーリー・アダプターに分類され、ここにアプローチするとバズマーケティング(バイラルマーケティング)的には有効と考えられている。なお、この3と4の間に深く存在する溝のことをキャズムと呼び、ここを超えることがハイテクマーケティングでは重要とされる。

エキサイトウェブアドタイムス【イノベーター理論】
中嶋経営科学研究所【イノベーション普及のセオリー(1)?S字の普及曲線と16%の論理?】参照

あと資料としてアーリーアダプター − @IT情報マネジメント用語事典というサイトさんも読んで見てください。

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