昔書いた、CMS(と自社更新)に関してvol.02の続きです。

今回は実際にあった話です(制作の人間にとっちゃ「本当にあった怖い話」です)

どうやってやるんですか?

SNSを作ってほしいという依頼を受けます(OpenPNEを利用)。
それはそれで全然いいんですけど、「SNSを作ってほしい」と言われた時点で「SNSがどういったものかはわかってる」という設定でのお話になりますよね?

イヤ、そんな細かい深い部分での話でなくて、大体どういったもので何をするのが目的か、とかそれぐらいの話のレベルで。

SNSを作るにあたって色々と打ち合わせを行い、設計や構築をおこない、実際に運用的な話をしたときに

「ところでSNSって何をしていけばいいんですか? どうやってやってくんですか?」

って言われた時はさすがに頭真っ白になりました。

今までの打ち合わせのなかでリテラシーがそれほど高くない、SNSをやったことない、というのは何となくは聞いていた(クライアントの社内にmixi登録者はいた)のでプロジェクト動かす前に色々と資料や自分が参加しているSNSの画面、アカウント等教えてはいたんですが(多分)何一つ見てない、覚えてない・・・。

「それが先ず、何であるのか、を理解した」うえでの依頼をしてください。

自分たちがそのサイトで何をやりたいのか、何をするのか、自分事です。他人事ではないのです。

その担当者の方は実際に「自分が運営していく」というのを全く考えないまま打ち合わせをしていたのか(まさか、運営も制作側でやらせるつもり だったのかなぁ・・・)、このような事態になってしまいました。

SNSに限らず、「自社更新」を望まれる場合、実際に自分が更新をするなら、ということを念頭におかないと恐らく、出来あがったものは使いづらいサイトであったり、希望していたものと違うものになる危険があります。

しかし、これは制作側に問題があるわけではないのです(そこまで気を回して事前にテストや確認をしていない制作側にも多少の問題はあるでしょうが)。

事前にテストや画面確認、操作性の確認の依頼を受けた際には「実際に自分が運営する」というのを頭において、色々触ってみて、コンテンツ増やしてみたり、 会員登録してみたり、メール送ってみたり等やってみて、様々な角度から検証して下さい。

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One thought on “昔書いた、CMS(と自社更新)に関してvol.03”

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