昔書いた、CMS(と自社更新)に関してvol.01の続きです。
「CMSは安い」という認識に対するお話です。
CMSは安い
オープンソースCMSというものがあります。
オープンソースCMSは無料で配布され、有志によって開発が進められたり、モジュール(プラグインのように機能を追加するようなもの)の提供をされていたりする便利なものです。
CMSを使うことで特別なエディタや高度な知識を用いなくても、それまでに一般に普及したブログのように更新をかけることが可能となり、更にモジュールを追加実装することで様々な機能を追加できます。
しかし、これだけの情報では単純に『安価』には繋がりません。
オープンソースCMSそのものは無料で入手できます。が、「制作代まで無料」ではないのです。
テキストやイメージ画像の作成・配置やレイアウト、リンクの設定、バナー等パーツの作成、コンテンツの作成などは通常のwebサイトと同様に発生します。
そして、「欲しいモジュールがない」「追加したい機能」など要望が生まれた場合はイチから開発するか、何か使えるプラグインはないかと探したりすることになります。
初期設定のままでよければインストールするだけで済みますが(それでもインストール時に設定が必要)、初期設定のまま使うというのはありえないですよね。
原材料を無料で仕入れたとしても加工しなきゃいけないのです。
また、自社での運営(更新ではなく運営です)となれば、作業者はそのCMSについての最新情報を追いかけることが必要になってきます(こうなるとWEBやコード、プログラムの知識が多少は必要)。
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