昨年末よりWEBディレクターに復帰しまして。
といっても技術がない営業あがりのディレクター。スタッフに助けられて教えてもらいながらやってます。

勉強兼ねて昔書いた記事を読んで、「WEB」について色々と考えています。
これも、そんな昔書いた記事です。

「マーケティング2.0」という本を以前買いまして。2日で読み終わりました。なかなか読み応え(いや?理解するには何回か読まないと自分の言葉にはおきかわらないだろなぁ・・・)ありましたよ。面白かったんで一気に読んでしまいました。

で、その中で棚橋弘季さん(確かメチャメチャ有名な方ですよね)という方が話されてる(書かれてるか。)記事に「DMAICで構築したらPDCAで運用」というのがありまして「へ?なるほどね」ってな感じだったんで、これは覚えて書かないと、と。

んで、DMAICとはD(DEFINE=定義)M(MEASURE=測定)A(ANALYZE=分析)I(IMPROVE=改善)C(CONTROL=管理)の略です。

さて、まずはwebサイトの構築にあたって「何のために作るのか?」「どう使うのか?」といった定義・目的を決めなければいけません。そりゃそうですよね。「とりあえず作って!!」と言われても「何を?」って感じです(笑)

ユーザーのターゲット層や何をしたいのか、等もここで決めないと始めと終わりで「あれ?違うモンができた」なんてこともあり得ます(経験アリ(笑)公開して後悔なんて笑うに笑えません。ネタとしても面白くありません)。で、これが最初のD(DEFINE=定義)ですね。

次に現状把握という意味での測定(=MEASURE)です。
これは今の自分の置かれてる状況、市場の動向、ユーザー動向、既にサイトを持っているならば既存サイトのログ解析、競合サイトの調査等ですね。「己を知り、敵を知らば百戦して危うからず」(でしたっけ?)孫子ですね。はい。

んで、ここで情報を集めたら次にするのはその情報を読み解くA(ANALYZE=分析)です。
集めた情報を元に、今の現状と「自分たちの目標の姿」とのギャップを分析しGOALというものを決めます(WEBサイトは更新が基本なので完全にそこで終わりというゴールはないでしょうけど)。

そしてそのゴールに向かうための戦略や全体のデザイン、どういったコンテンツを用意するのか(サイトマップになるんかな?)といった実作業に入るための前準備ですね。

さぁ、ここで実際の作業に入ります。
実際にサイトのデータを作ります。同時に完成後の運用計画の立案も建てていったほうがいいみたいですね。今までにまとめた企画・戦略・情報をもとに情報のアーキテクチャー、デザイン、機能設計など組んで行きます。そして実際に期待通りに動くのか、何かミスやバグがないかをテストします。これがI(IMPROVE=改善)です。

さぁ、お待たせいたしました。やっとこさ公開です。
そしてPDCAによる運用、SEMを行い、展開を広げます。ここら辺から先は書かなくても分かると思いますし、「更に良い状態」へと持っていくのが目標かと思います。これが最後のC(CONTROL=管理)ですね。

実際、クライアントさんと話をしているとこういった流れで話しを進めていくことが多いですね。これに従ってやってるというより、「ミスなく早く、合理的に、双方+エンドユーザーにとって使いやすいものを」というのを考えると自然と大体この流れに(クライアントやサイト内容によりけりですが)なるかと思います。別にWEBサイトだけの話ではなく、仕事をやっていく上で必要な流れだと思います。

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