服、腕時計、メガネなどのように身につけて利用できるコンピュータのことで、コンピュータを持ち歩くのではなく身につける身につける(wear)ことで、いつでもどこでも活用できるようにしようとするものです。

以前、センサー内蔵のTシャツが開発された、ようなニュースを見た気がしますがこれもウェアラブルコンピュータになるんかな?(そのTシャツ同士はリンクされていて相手に触感が伝わるみたいな感じでした。)

マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボで最初に提唱された概念で、ヘッドマウントディスプレイ(よくSF映画とかで頭にスポッとはめるヤツやゴーグルっぽいアレです)を表示装置にしたポケットサイズの超小型パソコンや、センサーと無線通信機能を組み込んで遠隔地から健康状態を把握できる服など、様々な技術が研究されています。

入力装置は音声入力や片手用のボタン、出力装置は単眼用のヘッドマウントディスプレイ、コンピューター本体やハードディスク本体はポケットなどに装着できるようにしてあり、マニュアルなどを表示して両手を使う複雑な作業を支援したり、さらにはユーザーの知覚の拡大や情報処理を支援するなど、ウェアラブルコンピュータならではの利点を活かした商品作りが現在研究されています。

なお、これらの内、ヘッドマウントディスプレイ付きの小型パソコンや、デジタルカメラを組み込んだ腕時計、携帯情報端末(PDA)の機能を持った腕時計などはすでに実用化されています。(ブロードバンド辞典【ウェアラブルコンピュータ】、weblio【ウェアラブルコンピュータ】参照)

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