ここ最近、IT用語だったりマーケティング系の用語だったりでDTP系の用語があまり出てこなかったので久々にそっち系で行こうかな、と。

で、今回は印刷の種類(方法?)の一つ「バリアブル印刷」。

広い意味では可変印刷といわれます。そう、文字通り「変えることが可能な印刷」です。

と言っても刷る直前になって「待ってくれー!! 訂正が入ったー!! 印刷ストーップ!!」という意味での「変えることが可能」という意味ではありません。

印刷というのはたくさんの複製物を作るのですが(平台なり輪転なり)バリアブル印刷ってのは少し違います。

では何なのか?っていうと大量に(少量でも)1枚ずつ違った物を、印刷することが出来るのです。

因みにvariableとは「変数」という意味になります。
で、幾つかバリアブル印刷にも種類がありまして、

  1. パーソナリゼーション印刷
    パーソナライズ>からわかるように「その人」向けの印刷物になります。受け取る人の情報(個人情報)にあわせて内容を変化させた印刷物です(例えば卒業証書、IDカード等)。
    または顧客情報毎に内容を変えるDMなんかもそうです。
  2. バージョニング印刷
    出荷国別で表示文字を変えるような印刷物(例えば製品マニュアルなど)、あとはチラシの店名差替えとかですね。
    (よく折り込みで入ってるような他店舗共通共同のチラシ)このように印刷物の内容は同じですが、表現方法が違う物を指します。
  3. バリアブル印刷
    1枚ずつ内容や図、写真など絵柄の違った物を印刷する。
    例えば何ページもある本を1冊だけ作りたい、という要望がある場合など。
  4. ってトコです。XMLっぽいですが別に無理してXML使わなくても可能です。(使ったほうがいいとは思いますが)

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