色々と参考にさせていただいている「ホームページを作る人のネタ帳」さんで“私の人生において言われた心に残る16の名言”という記事が掲載されています。
そして文末に
「皆さんもなにか心に残る名言がありましたらスッキリ吐き出しちゃってくださいね!トラックバックしてくれたら見に行きますね!」という一言があったので、「自分も書いてみようかな」と。
そんなに数はないですけど、もし新しい名(迷)言出たり、「あぁ、そういや」と思い出したりしたらまた書き足していきます。
営業やってたときの話がほとんどかな。
Contents
「プラス思考」と「都合のいい解釈」は違う
結果が全然出てなくても焦ることもなく、かといって何か勝算があるのかというのでもなく、「何でも前向きに考えていれば大丈夫」と考えてる時期があって、このときに合った知り合いの社長さんが言ってた言葉。
直接言われたわけじゃないんだけど、たまたま自社の営業マンで「こーいうのがいる」という話で聞かせてもらって「あ、俺もそうじゃん」と気づいた。「プラス」じゃなくて「自分にとって都合のいいように解釈してるだけ」だった。
諦めたらそこで試合終了
電話する前から、飛び込む前から、何か行動する前から「どうせ~」とか「受注は無理だよ」と思えて仕方がなく、だったら「営業してもしなくても一緒」と感じていたときに、先輩から言われた一言。
月並みでありきたりな言葉だけど、これ言われて「そういや、部活とか空手の試合やるときって“負ける”こととか、その後のこととか何も考えてなかったなぁ」なんて思い出した。
全力で取り組むことと「勝つためにはどうしたらいいか」「何をやったら勝てるのか?」そんなことしか頭になかったことを思い出した。
スマートにやろうなんて思いすぎ
動いてはいるけれど新規も取れず、全然上手くいかない日々が続いてたときに声をかけられて言われたのがこれ。
断られるのを怖がってたりして、とにかく自分が傷つかないように傷つかないようにして、スマートにスマートにやろうとしていた。
そんな時に「あのな、慣れないこと、新しく始めたことをやってんだから最初は出来なくて当たり前だろ?スマートにやろうなんて思いすぎなんだよ。ドロにまみれてでも一歩一歩前に進むことが大事なんだよ。」と言われ腹が立ってきて、その時は「あぁ、そうですか」みたいな感じでちょっと反発したけど時間が経つと「あぁ、そうだよなぁ」と思えてきた。
仕事は自分で作るもの
特に何もすることがなく、動いてもないのに仕事が順調だったときに知り合いの女性社長に「特に何もすることがないんですよ。仕事がないんですよね。」と言ったところ、「そっかぁ、私は仕事がないなぁってときは仕事を自分で作るようにしてるよ。」と返された。
「仕事=上から言われたことをただやる」というものではない、ことに気づかされた。
これはホントに目から鱗で今もヒマがあれば何か探すようにしている。
おたくいくら?
これは迷言。
ある朝、取引先の女性社長から電話がかかってきた。しかも朝7:30。
「もしもし?(まだ寝ぼけてる)あ、お世話になっております。何でした?」
僕は7時半ぐらいにいつも起きてるので、この電話で起きた。そして第一声、
「おたく、いくら?」
である。意味が解らなかった。
「は? え?」としどろもどろ。寝起きなのと突然すぎて何を言ってるのか、何と言っていいのかわからない。
話を簡単にまとめると「僕を引き抜きたい」ということである。断りたいので「いや、僕だけ引き抜いても僕一人では出来ること限られてますよ」と伝えると「じゃぁ、NETAXiSまるごと吸収したい」、と言われた。上に伝えておきます、と電話を切って出社。
結局「月○○万出す」みたいな話になったようだけど、全員で話して「それ以上働かされたら叶わん」ということで丁重にお断りした。今までの人生で最もインパクトのある電話だった。
マイナスの逆はプラス
これは誰かに言われたとかでなく、自分で気づいたこと。
とにかくマイナス思考だったため、営業回ろうにも怖くて出来ない。
何で怖いのかな?と自分を冷静に分析してみた。
自分が営業をするにあたって起こす行動の順番を紙に書いて、一個ずつ、その行動に対して自分の素直な感情も書き出す。
すると自分が何が怖くて、何が嫌なのかが判別できた。
僕が嫌だったのは「断られること」だった。
アポをとるにも飛び込むにも「断られたら嫌だな」とか「断られたらどうしよう」と考えている自分がいて、こう思えてしまっているから行動することが怖い。
これに気づいたら、「これをどうすればプラスになるか?」という対策を練る。
「マイナス×マイナス=プラス」という式があるようにマイナスを逆に考えればプラスになる、ということに気づいた。
つまり「断られたらどうしよう」ではなく「断られなかったら、どうしよう」と考えるようにした。
こう考えただけで「ワクワク」するようになり、飛び込みも「10件全部回って全部断られなかったらどうしよう」と(有り得ない話なんだけど)考えると回りたくて仕方がなかった。
やらなかったら「0(ゼロ)」、やれば少しでも可能性がある
これも飛び込みやってた頃によく自分を奮い立たせるために自分に言い聞かせていました。
確か、これも先輩だったかな?(あれ?どっかの社長に聞いたんだっけ?)
行動を起こさなければ何も始まらないし、起こらない。
つまり可能性は全くの0(ゼロ)、0に何をかけても答えは「0」。
でもわずかでも少しでも動いて、前に進めば例え0.1%でも、0にはならない。
そう考えて「とにかくやってみる」「迷ったらやってみる」を意識しています。
摩擦
これは友人に教えてもらった話かな。
何やっても上手くいかなかった20代の中盤の頃(単に僕が世の中ナメてただけですが)にグチってたら、「今までやったことないことやってるんだから・・・」という話をしてくれたんだけど「そんな当たり前のこと・・・」と僕はイマイチな反応。
その時にたとえ話で出てきたのがこの「摩擦」の話。
「物を動かそうとするとき、今まで動いてない、動かしてないものを動かすときはどうしても“摩擦”が生じるよね。車も最初に発進するときにエネルギーを使うじゃん。だから何か始めるときはすごいパワーがいるんだよ。」と教えてくれました。この話はすんなりと入りましたね。
本当に頑張ってるときは「頑張って」とは言われない
何年か前に昔の先輩に言われた一言。
頑張ってるんだけど結果が出ない、と嘆いてたところ「仕事を頑張るのは当たり前と違う?」とまず一言。
「みんな、頑張ってるんだよ。お前ひとりが頑張ってるんと違う、みんなが頑張ってる中で、頭出したいならもっと頑張らなきゃいけない。」と言われてしまいしょんぼり。
「よく周りから“頑張ってね”とか言われるだろ? それは“頑張り”が足りない、ということ。」「本当に頑張ってるとき、周りは何て言うか知ってるか?」と聞かれ答えに詰まっていると
「本当に頑張っているときは“体、大丈夫?”とか“あまり無理しないように”ってな感じで体の心配とかをしてくるもんなんだ。」と言われ、キッツイなぁとも思ったけど妙に納得した。
他人を変えたいなら、先ず自分が変わるべき
仕事のことで愚痴ってたら言われた一言。
後輩のことを愚痴ってたらその時の女性の先輩に言われたんだっけか。
「君の言っていることはわかるし、正しい意見だと思うけど、“他人を変えたい、と思うんならまず自分が変わろうとしないと、周りは変わらないよ”と。自分を変えようとしてないのに周りに変わってもらおうというのはおこがましいんじゃないかな。」とピシャリ。
もっともでございますと反省しました。
スジの通ったわがまま=屁理屈
昔の会社で上司に言われた言葉ですね。当時仕事でいろいろと注文つけてたんですよね。
あれはこうしなきゃ、これおかしくないか?とかいろいろと。
本人(僕)としてはいい仕事、会社、お客さんのために最良の方法を選んでいたつもりが、それまでの会社のルールや社会のルール、各上司の立場、人間関係を無視した動きだったので結局「わがまま」と捉えられたようで(ま、それでも会社からは高評価してもらってましたけど)、仲のいい上司から「おまえのわがままはスジが通ってるからなぁ~それを屁理屈っていうんだけどな」と遠まわしに注意されたことがあります。
当時の僕はそんなのもおかまいなしで「俺は正しい」と通してましたけど。
その姿勢が既に「正しく」ないんですよね。
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