Wikipediaによると空間において、物と生体との間に出来する相互補完的な事態のこと。アメリカの知覚心理学者ジェームズ・ギブソンによる造語で、生態光学、生態心理学の基底的概念である、と書かれてます。さぁ言葉が難しいぞ(^_^;)

で、なんでこの「アフォーダンス」が登場したか、と言いますとこの「アフォーダンス」という定義をドナルドノーマンという学者さんが「デザインの認知心理学的研究」の中で再定義したことによってデザインの重要な概念として広く普及、一般化したんですよ。著書「誰のためのデザイン」の中で「事物の知覚された特徴、あるいは現実の特徴、とりわけそのものをどのように使うことが出来るかを決定するもっとも基礎的な特徴」と書かれてます。

え?言葉が難しいですか?僕も難しいと思います。だって書き写してるだけですから(^_^;)耳からでなく目から入ってそのまま脳の片隅に沈殿していってます(^_^;)
下段でわかりやすく説明しますね(^^)/

webcreators2007年02月号の中で枌谷 力さんという方がわっかりやすく説明してくれてます。

要は「ユーザーがモノを見て、どう行動していいか判断できる特徴」だと。
webサイトに適応させるとですね「いかにも(ユーザーに)クリックさせるリンクボタン」は「アフォーダンスがあるデザイン」、逆に「触ってみる(マウスをかざしてみる)までクリックできるように見えないボタン」は「アフォーダンスのないデザイン」ということです。

具体的に言えば「リンクテキストに下線」を引く、文字の色が違う、→(矢印)や▲のボタンを付ける、マウスオーバー(リンク部分にマウスでカーソルを合わせた時)で色が変わる等、こういった比較的簡単な表現手法(一般的な方法)で「アフォーダンス」が生まれやすいということです。

そうなると、わかりやすいインターフェースなんかも「アフォーダンスのあるデザイン」なのかな?なんてことも思いますけどね。

確かに、サイト見てても「これ、ボタンなんだ」ってのやわかりにくいデザインのサイトがあったりもします。あくまで「読んでくれる・見てくれるユーザー」が対象ですもんね。エンドユーザーのことを考えてデザイン・構築を心がけねば、と思いつつこのブログは「アフォーダンスのあるデザイン」なんだろうか(^_^?)などとふと疑問に思ったりなんかしちゃって(^_^;)

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