大元の意味としては、報道機関(PRESS)に向けて情報を発信すること(release)です。
FAX、メールを含む配信、郵送、文書の直接配布(投げ込み)、記者会見、などの方法があり、企業では(一般的には)広報部門の担当者、IR部門の担当者、マーケティング部門の担当者などがリリースを行っていることが多いとのこと。(参照:プレスリリース Wikipedia

僕らがフリーの時は今みたいにWEBサービスが充実してなかったのもあって(知らなかっただけってのもあるだろうが)、
今ほど自社配信する術が少なくて(ソーシャルがまだ広まりだしたころ)、無料プレスリリースサイトや新聞社のWEBサイトに投稿したりしていました。

勘違いしやすいのが、投稿したら掲載してもらえるのか、といえばそうではないこと。
Wikipediaにも記載されているように、「ほとんどのプレスリリースは実際には記事にしてもらえない。」

広告記事やメディア側の取材に依る記事ではなく、こちらから一方的に発表する記事に関しては、掲載は保証されない。
こっちとしては重要かつ、重大な情報であっても、掲載依頼された報道機関やメディア側で「記事にするに値しない」とみなされた場合は記事にはしてくれない。

発表する側の組織内では「重要な情報」だと思われている事柄でも、報道機関に「記事にするに値しない」(「ニュース性が無い」「掲載に値しない」)などと判断されると、記事にはならない。記事にする / しない は報道機関側の判断である。報道機関から見れば、毎日 多数のプレスリリースが届いており、その中から記事にしたいものだけをピックアップし、それについて取材を行い記事にする。ピックアップされなかったプレスリリースは、ゴミ箱行きである。媒体の掲載可能スペースも限られており、情報を読者に「届けるに値するもの」と「届けるに値しないもの」に、それぞれの判断で振り分けるのも報道機関の重要な仕事である。プレスリリース文書の作成およびそれを報道各社に届ける仕事を、企業から請け負っている会社もある。

上記の部分がそう。

プレスリリースサイトなんかでは無料プランでも多少なり掲載はされるが、有償プランで配信をかけないとほぼ効果はない。
それこそプレスリリースの内容に依る。個人的な経験からでは前職で太陽光発電装置の架台ブロックを自社開発し販売したときは、社用ブログで商品を紹介して、それを無料プレスリリースかけたところ、
翌日には注文が入り、そこからかなりの数を全国から注文いただいた。当時の売電ブームも相まって、これはかなりの利益を生んだ。
広告費用はゼロであるから(営業マン用のパンフレット作製費ぐらいでデザインは自分でやったので印刷代くらい)、費用対効果は絶大だった。

では、内容に依ってはプレスリリースは全くの無駄か、というとそうでもない。
少しでも掲載されれば、多少の副産物は生んでくれる。それは「被リンク」。

SEOの観点からいえば、外部SEOと内部SEOとあり、被リンクは外部SEOに当たる。
新聞社やネットのメディアなどは比較的「信用度の高いサイト」という評価を受けていることが多いので、こういったサイトが自社へのリンクなり、LPにリンクを貼ってくれることは大いに意味がある。
フリーランス時代もプレスリリースサイトやいろんなところに記事投稿したのも被リンク稼ぎが当初の目的でした。

一方、プレスに向かないものもある。それは地域性が高いもの。
先日、クライアントにプレスリリースの施策を提案したのだが、提案後に「必ずしも掲載されない、全国に配信されるメリットはうちにはない」という点で却下になった。
被リンクを考えてのことだったが、クライアントとしては「実利」を注視しており、直接的な動員がかかるような広告宣伝でないのであれば展開はできない、という返答だった。
これは完全に僕がクライアントの意向を見誤ってたし、至極当然の回答だった。

プレスリリース 無料で調べるといくつか出てくるが、僕が使ったことがあるのが、
ValuePress@Pressですかね(@PRESSは無料プランないです)。その当時はもっと色々とあったし、無料プランあったと思ったけどなぁ・・・。なくなってる。あと、WEB系だと、WEB担フォーラムなんかはアカウント持ってるんでよく利用させてもらいます。

あとセミナー系の告知の場合は別途セミナー系の検索サービスがあります。
広告宣伝も兼ねちゃいますが、9月23日にWEB担のセミナーを恐れ多くも僕がやることになっているため、集客も兼ねて以下にサービスごと記載しますね。
(無名でかつ実績もない僕が果たしてどこまでみなさんのお役に立てるかどうか・・・)
ことさが
こくちーず
ATND
イベントカレンダー+ログ
※FBページ内にてイベントページ作ってそこで事前に交流しながら当日を迎えたいと思っておりますが、まだ作成は先になります。

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