前職時代に数回ですがやったことがあります。

「WEBマスター」は「WEBサイトの管理人」になり、講習のレベルは「初級」です。
というか「初級」にしておかないと一気に深くなってしまい、更には技術方向、マーケ方向など行き先が分かれていってしまいそうで。そこまでいくとおそらく「WEBマスター」というカテゴリから逸脱してしまいます。

「やろうかな」と思ったキッカケはクライアント様から「WEBマスターを育成するような講習ないですかね?」と聞かれたことがひとつ。
そしてもう一つは現状のWEBマスター様の置かれている現状の改善をしないといけない、と感じたのがひとつ。

ある程度の規模の企業さんですと「専門部隊」がいたり、「専任担当者」がいたりするわけですが、中小企業さんですと大体が「兼任」で普段は通常業務をしながら「WEB担当者」としての業務もこなしています。

それでも外注の業者(僕らみたいな制作会社)に更新の依頼をしているのであれば、まだいいとは思うんですが「保守更新費用を削減するべく全てを自社内で何とかしようとする」と色々覚えなければいけませんし、WEBの世界の流れは非常に早いので常にその動向をチェックする必要があります。

これって結構過酷な状況と思うんですよね。通常の業務(WEBサイト管理以外の仕事)を優先させないといけないわけですから。

それほど実績も多くないし、そんな何百という企業の方とお付き合いをしているわけでもないんですが、僕らのクライアント様の多くは「WEBの担当をされている方が自社内の印刷物の管理や担当をされている」こともあります。

そうすると印刷物データとWEBデータの作成方法の違いや各名称などの知識も必要となってきますが、それらを学ぶ時間はなかなかとれないし、何から学んでいいのか?更に言えば「“何が分からないのか”が分からない、どんな本を読めばいいのか、どんなサイトで学べばいいのか?」となってしまい、結局後回しになったり嫌気がさしてしまいます。

自分で学ばれている方も勿論みえるわけですが、WEBには様々な情報が溢れているためその取捨選択が難しく、情報に偏りがあったり、古かったり、間違えて覚えていたりすることが多くあります。

また、WEBサイト運営のセミナーや講習はテーマが決まっており(当たり前ですが)その内容に特化しています。

こういったセミナーや講習は否定しませんし(僕も受講するときありますから)、それ自体は非常にいいとは思うんですが、例えばその内容で語られる成功事例が自社のサイト運営に上手くあてはまるものなのかどうかといったことはわかりませんし、こういったセミナーや講習を受けるにも「ある程度の知識や経験が必要」です。

その基礎の部分がないと受けても全く意味がわからない、活用出来ないということもあり得るわけです。

そこで、今までクライアント様から共通して質問されたことや、受注時や納品時の講習でご説明した内容、最低限知っておいてほしい、とまでは言わないまでも「知っておいて損はない」「これ覚えておくと便利かも」といったものをまとめて、「WEBマスター講習」にしてみました。

対 象:一般企業(WEB/印刷物制作会社以外)のWEB担当者様

回 数:全3回を予定(1回/1~1.5時間)の合計4.5時間程度

内 容:スライドにて説明させていただいたあと、パワーポイントで作成した当日分の資料をお渡しします。

金 額:有料(1名/15,000円)交通費は別途

レベル:初級

 

 カリキュラム
1回目はじめにWEBマスター(WEBご担当者)様へ
WEBマスターの状況 / 環境
ウェブマスター(web master)とは・・・
検索エンジンについて検索エンジンの仕組み
検索エンジンの世界
SEO-検索エンジンへの最適化
間違ったSEO/おざなりなSEO
検索エンジンへのインデックス登録
最近の傾向
ソーシャルメディアについてソーシャルメディア
ソーシャルメディアはWEB2.0
WEB2.0とは?
消費者とのコミュニケーション(繋がり)
ソーシャルメディアの操作
2回目CMSと自社更新についてCMSは便利なツール
大事なのは「サイトで何をやりたいか」や「どんなコンテンツが欲しいのか」
CMSは安い?
CMSに対しての理解度
それが先ず、何であるのか、を理解したうえでの依頼をしてください。
CMSは全自動?
CMSと自社更新に関して まとめ
効果測定についてWEBサイト構築費用は「経費」ではなく「投資」です
アクセス解析
アクセス解析時に使われている用語
ブラウザについて
効果測定を行わない悲劇
プロジェクトの進行について「プロジェクト」とは
プロジェクトマネジメント(PM)
プロジェクト化の遅れ
見積もりに関して
PMのないプロジェクトの末路
プロジェクトのスタートと効果測定
3回目サーバーについてサーバーの種類
サーバーの選定
証明書
個人情報保護方針
その他知っておくと便利なことソーシャルメディアや自社更新をされる方へ
CMYKとRGB/高解像度と低解像度の違い
HTMLとCSSの関係
拡張子とデータ名のつけ方
原稿の作り方
トップページはどのようにあるべきか
RSS
WEBサイトへの攻撃
まとめWEBマスターさんがやっておいた方がいいと思われるもの(制作前)
WEBマスターさんがやっておいた方がいいと思われるもの(制作後)
WEBサイトの運用
WEBは中長期視野で
参考資料
テスト講習内容から抜粋して最後にテストをします(合格点というものは特にありません。そして高得点を取ったからといって何か資格が得られるわけでもありません。)

全部で32問あります。30分~45分程度で終わる内容です。

講習時はスライドで各セッションの説明をさせていただき、講習後にテキストをお渡しします(スライドはテキストの内容をイメージ的に説明し、わかりやすくしてあったり、テキストでは上手く説明できない補則説明などが追加されています)。

全体に浅く広くといった感じです。会場(名古屋市内予定)や人数、日程などは決めていません。ある程度受講希望者が集まったら、そこで会場や日程を調整しようかな、と考えていますが、どうでしょうか?

あまり大きな会場ですとどうしても費用も上がってしまいますし、そうなると受講される側は厳しいと思うんですよ(そう思うなら無料でやってよ、というのはナシで)。人数もあまり多いと内容が堅くなってしまいそうで出来れば少人数で「砕けた」感じで「経験談」や「失敗談」交えてやったほうがわかりやすいかなって思ってます(それにこっちも緊張しますから)。1回の時間が短いのも「時間に余裕を持たせたい」のと「詰め込んでも意味がない」、そして「忙しい兼任担当者様のために短い時間にする必要がある」、と思ったので短い時間にしてあります。

WEBマスター(WEB担当者)

追記:今、読み返すと制作会社寄りな発想だなーって。PMはやる必要ない気がするし。
結局、僕が今はWEBマスターをやっているんですけど兼任だと難しいですね。
電話の対応、PCのトラブル、企画戦略、やれメールが飛ばないだの、添付のデータが開かないだの・・・自分で勉強しないからだよ。

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