2007年3月にNETAXIONARYにて掲載した記事です。
事務所で作業を行っていたところ北原君から 「コカコーラペプシのサイト見比べると面白いね?」 と言われたので見てみました。

この2社は言うまでもなく「コーラ」においては業界の1位と2位の企業かと思います(昔見たペプシのCMは今でも凄く印象に残ってますね。MCハマーが出てたCMです)。

サイトを見比べるとコカコーラさんは「コカコーラボトラーズという企業のサイト」っぽい感じで、ペプシさんは「ペプシコーラという商品のサイト」という感じを受けました。また前者は「家族向け」、後者は「独身若年層向け」。「マス向け」「個人向け」といった印象が残りました。

戦略や他の商品のこともあるので(要するに「ペプシ」さんは「ペプシコーラ」を全面に押し出し、「コカコーラ」さんは「コーラ」だけでなく他のブランドもあるので「コカコーラボトラーズ」という企業色を強めた、という感じです)どちらのサイトの方がいい、というわけではないのですが僕個人的には「ペプシ」さんの方がWEBサイトとしては面白いかな、と。ゲームやバイラル企画なども盛り込んであって、何ていうかクリエイティブ的な「遊びゴコロ」がありますよね。

と、まぁこんな感じで二人でやいのやいの話してたわけですよ。そこで話がふくらんで 「そういえば、トヨタとホンダもそうじゃないかな?」 なんて話になったわけですよ。WEB系の本読んでますと「ホンダ」さんのサイトや企画の話が掲載されてるのをチョコチョコ見ます。

また僕個人的にも「ホンダ」さんには「遊びゴコロ」みたいなのを感じてます。また、携帯に関しても業界1位はやはり「DoCoMo」さんのイメージがあります。そして2位は「au」さんかと思います(2007年3月当時)。
で、webサイトを見るとやはり2位である「au」さんの方がデザインや企画は面白いな、と感じます。

そして(これは当てはまるのか少し微妙ですが・・・)パソコンにおいても「WIN」と「Mac」では「Mac」の方が企画・デザインは面白いですよね。使われる環境が違うってのもあるでしょうがMacには「遊びゴコロ」を感じます。検索エンジンにしても「Yahoo!」と「Google」とか・・・。

で、出た結論が
業界第2位の企業はクリエイティブな企画・デザイン・遊びゴコロのある方向性を持つ(当てはまらない業界もあるかもしんないけど)」

という結論に至りました。題して「2ndの理論」。1位の企業は王道というか冒険してないというか・・・。

本で「アマゾンのロングテールは、二度笑う 「50年勝ち組企業」をつくる8つの戦略 」というのがあります。

僕もまだ読んでませんけど。こちらで「業界トップがとるべき王道“同質化戦略”について・・・」と書かれてるらしいのでもしかしたら何か関連性なり、新たな発見があるやもしれません。また読んでみて続き書けるようでしたら書いてみます(^_^;)。

[ついでに]冒頭で「ペプシ」さんの名前出ましたが、「ペプシコーラ」売ってる自販機って知ってます?「サントリー」さんなんですよね。「サントリー」さんもソフトドリンク扱ってる企業ではかなり大手かと思いますが、「サントリー」さんの炭酸飲料って言われて何がイメージ浮かんできますか?

僕は「サントリー」さんのイメージとして「コーヒー」と「ウーロン茶」があります。こっからは完全に僕の想像ですがコーラ以外に有力なブランドがないペプシさんと有力な強めの炭酸飲料のブランドがないサントリーさんがお互いに足りない部分を上手く補完しあってるんじゃないかな、なんて。こうやって自販機一つにでもマーケティングや戦略をみれる、マーケティングって楽しいですよ、ホント。ドキドキワクワクです(笑)

ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました&お疲れ様でした。異論・反論・賛同、いろいろあるかと思います。そういった意見はドンドンお願いします。僕も非常に勉強になりますし、物事を多面的に考えるのが大事かと思いますので「オメェちげぇよ!!」とか「浅はかやね?」みたいなのでも構いません、「ツッコミ」どんどんよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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