前回は仕事の流れのなかでのWEBサイト構築編でしたが、今回はリニューアル編。

といってもさほど新規構築と変わらないかな。
最初に聞く内容が変わるだけで。そしてどっちかってーと、こっちのほうが今は需要高いんじゃないですかね。

ヒアリングシートに基づいたヒアリング

既存サイトのアドレスリニューアルに至る経緯

  • 現状のサイトについての役割は?
  • 現状のサイトの目的は?またその目的は達成したか?
  • 競合他社のサイトと比較した際、もっとも優れている点は?
  • 競合他社のサイトと比較した際、もっとも弱点と点は?
  • webサイトのターゲットはどんなユーザーを想定して制作?
  • 実際はどんなユーザーが利用?
  • 現状のサイトにはどんな機能が必要だと考え制作?また、その機能/情報はユーザーに支持されている?
  • 現状のサイトで改善したい機能、サービス、情報は?
  • 現状のサイトで継続したい機能、サービス、情報は?
  • 現状のアクセス状況を教えてください
  • サイトからのクレーム対応は?
  • サイトからの商品/サービス購入後のユーザーヘのサポートは?
  • どのような体制で制作?(担当部署/責任者/社内に制作チーム)
  • コンテンツの更新に関して、更新の頻度は?
  • コンテンツの更新に関して、現在の更新体制は?
  • ユーザーのネット環境への規定は?(対応Webブラウザ/回線速度/文字コード等Webサイトのシステム開発/管理体制)
  • また、現在の体制での問題点は?
  • 現状のサイトでSEOやアクセス解析等は?また、今後は?
  • サーバーのスペック、またはどちらのレンタルサーバー会社使っていますか?
      ・マシン名
      ・メモリ
      ・HD容量
      ・サーバーのOS名
      ・バージョン
      ・httpサーバーソフト名/バージョン
      ・サーバー会社名
      ・プラン
      ・ドメイン管理(取得先):

ヒアリング結果に基づいたサイトマップ作成

  • 上記に同じく現行サイトにあるコンテンツを確認する(要/不要の確認)

ヒアリング結果に基づいたワイヤーデザイン作成

サンプルデザイン

見積書作成

サイトデザイン/見積書/サイトマップ提出

仕様確認、作業範囲確認、要件定義

制作スタート(見積もり再提出もあり得る)

制作

提出

校正

校正対応

再提出

検収

納品

リニューアルに関してのヒアリングしてそれを反映させる以外ではほぼ、前回と工程は同じです。

違う点と言えば、リニューアルに関しては、自社で作ったのか別の会社が作ったのかでまた違います。どの制作会社も多少作り方が違うし、その会社でのルールもあれば、コーダーのクセがソースコードに反映されています。それにより、「なんだこれ?」っていうものもあったりします(FTP開けてびっくり、とかソースコード見てびっくり、など)。その当時のトレンドだとか技術的にその当時は出来なかったこともありますしね。

前回も今回も自社であればまだいいですけど、その際に予めアクセス解析を行っていると話も早いし、効果的なリニューアルになります。

あとはー・・・あ、制作業界にありがちではありますが、「当時のスタッフが誰もいない」っていうパターン。2~3年前ならまだわかりますが、10年とか(いや、この場合だとお客さん側にも担当がいなかったり、というか10年経ったらいい加減、サイトのリニューアルやろうよ・・・)だと誰もいないってことがあり得る。5年でもあり得るかも。

環境が悪くて辞めていくパターンもあれば、よりレベルの高い会社に移っていくこともあれば、この業界は独立してフリーランサーとなる方も多いので一概に暗い状況とはいえないのですが、誰もその当時の人がいないと社内のデータサーバーから発掘作業が始まります。これが結構時間かかるんですよね・・・(お客さんからのデータはあまり期待できないし。)

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください