「マインド」「mind=心・精神」という意味になります。
「マインド・コントロール」の「マインド」ですね。
マーケティングやブランディングにおいて非常に重要なキーワードというか言葉(一緒ですか?)です。

まず「(マーケやブランディングにおける)マインド」とは「消費者(ユーザー)の心の中(記憶ともいえますか)」です。
そして「マインドシェア」とは「消費者(ユーザー)の心の中での割合」ということになります。

では“何の割合か?”それは「ある事象・事柄が起きた際に思い浮かべた企業・ブランドネームがどのくらいユーザーの心の中にあるか?」という割合。

全然わかりにくいですね(苦手なんすよね、こういう文章(^_^;))
例えた方が説明しやすい、わかりやすい。

例えば僕の経験ですけどね、

  • 「車を買い換えよう」→思い浮かんだのは「ガリバー」
  • 「マーケティングについての本が読みたい」→思いうかんだのは「Amazon」
  • 「頭が痛いから薬が・・・」→行くのは「スギ薬局」

といった具合に消費者(ユーザーやクライアントとなる企業も含め)のマインドの中でどれぐらいの割合を占めれるか、そしてそのマインドの中での割合が高ければ高いほど成約率も高いという可能性があります。

これが「マインドシェアの獲得」でマーケティングのゴールだと「ゲリラ・マーケティング」という手法の創設者の「ジェイ・コンラッド・レビンソン」氏が提唱してみえます。 そしてそのマインドシェアを獲得するには「ブランドネーム(ブランディング・パワーブランド化)」が必然となってくるわけです。

以前、「インターネットブランディング11の法則」と「Web STRATEGY vol.7」の2冊を買いまして、共に「マインド」という言葉が書かれていました。

「インターネットブランディング11の法則」では「第3章 一般名称の法則」で「マインド」、「Web STRATEGY vol.7」では「お客の心に侵入するWebサイトづくりのススメ」というタイトルで加藤 洋一さん((株)ユニークセリング・プロポジション)が「マインドシェア」について書かれてます。

たまたまだったんですが、「マインド」という概念を知ってすぐに「マインドシェア」という言葉を違う本で読んだのでここでうまくまとめれないかなぁ?なんて思いチャレンジ中です(あ、書き出してから1時間経過・・・)

ストラテジーに掲載されてる記事では「中小企業が大企業のwebに惑わされてはならない」という内容でして、「大企業のwebサイトや企画は既にブランドネームも他メディアでの露出、消費者の認知度」全てが整ったうえで、莫大な広告予算を使っての展開、そしてコンテンツや商品量もハンパじゃないという状態があります。

それに対して中小企業では「使える予算もない・ブランドネームもない」という状況がほとんどなので大企業向きの企画は向いてない、ということになります。
加藤さんは大企業を「巨大戦艦」、中小企業を「イカダ」に例えて説明されてます。そこで「あらゆる規模が違う」、と。(似たような話が韓非子にもありますね。「大国は何度改革を行って例え失敗してもビクともしないが、小国では一度の改革で、それこそ失敗でもしたらもう立ち直れなくなる」そんなニュアンスの話だったかと。)

僕もそう思います。
そして気をつけないとな、と。
やはり大企業の企画は面白いし、サイトは洗練されてるしカッコイイ。憧れます。「やってみたい」と思います。

加藤さんもそう思われたそうです。ただ、そうやって言ってても始まらない、何かしなきゃいけない、かえなきゃいけない(ん?最近こんなフレーズどっかで聞いたような・・・)のはわかってる。

そこで「マインドシェアの獲得」をすることから始めよう、ということです。

加藤さんの記事がわかりやすいので引用させてもらおうかと思います。(ちょこっと変えます。)

  • 僕が東京に1泊2日で出張に行くことになりました。
  • 「どこに泊まろうかなぁ?」と考えたときに、マインド(心の領域=全体を100%とする)が発生します。
  • ここでのマインドは地域を選択するレベルなので僕は実際の行動に移すためにはもう少し掘り下げていくことになります。
  • 「名古屋から一番近い都内での停車駅は品川だから・・・」と考えた場合、「品川」がマインドシェアの大きな部分を占め「品川」にあるホテルを検討することになると思います。
  • そこでまたもう一段下の階層におけるマインドが発生するワケです。(例えば「品川プリンス」にするとか「パシフィック東京」にするか、とかですね。)
  • ここで思い出されたシェアを基に人は行動を移します。
  • もちろん、イベントやってたりだとか、値引きキャンペーンやってたり、とかタイミングによってはそのシェアが動いてしまう場合もありますが基本として人はシェアに基づいて行動するかと思います。

大企業の「マインドシェア」は上位(上の階層、大きなカテゴリ)であって、中小企業はその下(細分化されたカテゴリ、下層)のマインドシェアを獲得しなければいけない、ということです。

こんな感じで「マインドとマインドシェアについて・・・」はわかりましたでしょうか?僕も勉強兼ねてこの記事を書いてますのでまだまだ至らないので「意義アリ」だとか補則的な説明をしてくださるようなご親切な方がいればコメントなりトラバをお願いします。質問・疑問もモチロン受け付けております。

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