「オープンソースマーケティング」とは早い話「消費者作成型広告」といえばわかりやすいかも。

例えば企業が一般の消費者などに対し、自社製品や映像を提供し、自由にCMを制作してもらう。

結構幅広くカバーしてしまう言葉みたいで「オープンソースマーケティング」で検索かけるといろんなページでいろんなこと書かれてます。根っこはあくまで「消費者作成型広告」なのでこれわかっておけばわかりやすいかと思います。

消費者が作成するということで口コミにも近いものがあるかと思います。

ちょっと代表的なオープンソースマーケティングについて説明されてるページを貼ってみます。主に「消費者がCMを作る」ということが言われてます。

企業もマッシュアップというエントリーでも紹介しましたが、最近では参加者も巻き込んででコンテンツを作っていく形式が増えてきました。これからもこういった動きが増えていくと思いますが、それはCMやサウンドトラックにもいえるようになってきました。

今まで制作者や企業がコントロール(又は特権)していた部分で、ブランドイメージを作り出すにはプロフェッショナルによって作り込むことが大切だと思われてきました。

しかし、最近ではそれらもオープンにすることが逆にマーケティングに役立つときもあると考られるようになってきたようです。COULD:【オープンソースマーケティング】

企業が一般のユーザーなどに対し、自社製品や映像を提供し、自由にCMを制作してもらう手法。アメリカではコカコーラ、ゼネラル・モーターズ、コンバースなどの超大手企業が実施している。具体的名実施例はWebADTimesで紹介したジャンプカット特集や、Podshow特集に詳しい。
エキサイトウェブアドタイムス【オープンソースマーケティング】

視聴者からのビデオニュースなどを流すオープンソースケーブルTVチャンネルともいえる、Current TVでは、コマーシャルも視聴者による制作のものにするようだ。

Viewer-Created Ad Message、略してV-CAMという企画では、視聴者にCMを作り使われたら1000ドルという契約になっている。今は、SonyのHandycam、Sony Style、Waokmanなどが課題として出ている。Ad Innovator【CurrentTVのオープンソースマーケティング企画】

オープンソースマーケティングが成功すると、ウィルス感染にも似た爆発が起こる。 もちろん、製品(またはプロジェクト)を開発し、効果的に市場に出すことが簡単だと言っているのではない。

現実には困難であり、開発者とのコミュニケーションにも独特の心のありようが要求される。ITmedia エンタープライズ【オープンソースプロジェクトのマーケティングに効くお呪い 】

CGMではなく、CGCM(シー・ジー・シー・エム)は、企業側が製作するのが普通だったCMをユーザーが作ってしまうというもの。
オープンソース・マーケティングの一種。
最近では企業側が自由に編集可能な素材を提供し、ユーザーがそれをリミックスするなどしてCMを作り、そのクォリティを競い合うコンテストなどがYoutubeなどで実施されていたりする。
エキサイトウェブアドタイムス【CGCM】

オープンソースマーケティング、 あるいはコネ頼りの何でもあり戦法とも呼べるこの手法は、 AD:TECH のテーマにもなっており、「消費者コントロール」とも呼ばれる。 呼び方や専門家の意見はともかく、その存在は現実であり、驚異的な成果を上げている。Japan.internet.com Webマーケティング【「Firefox を広げよう」キャンペーンの成功には Apple ファンもたじたじ】

などなど。

一通り読んでいただければ「オープンソースが何か?」というのはわかるかと思います。

今までは消費者に対して一方的に「これだよ」とメーカーや企業から発信していた情報や商品がこれからは消費者を巻き込んで市場を形成していく。
その中で企業と消費者のよりよい関係を築いていくのが大事だと思います。

消費者もバカじゃないので「学んで」ますし、調べるツールは出回ってます。今後もこういった消費者参加型、作成型のビジネスというか形態は増えていくんでしょうね(^o^)

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One thought on “オープンソースマーケティングとは”

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