メイリオは英単語表記(英単語なのか・・・?)だと「Meiryo」になります。意味は「明瞭」。実は日本語です。
正しく説明しますと「日本語の【明瞭】が語源となってるWindows Vista日本語版の標準フォント」です。画面上・印刷のどちらでも明瞭で読みやすい、ということで「明瞭→Meiryo=メイリオ」と名付けられたそうです。因みに明瞭とは「明らかなこと」という意味です。
weblioで「メイリオ」と検索した際のページ(実際は wikipediaですが・・・)に特徴がまとめられてたので引用させていただきます。
- Windows Vista のシステム用フォントとして提供される。Windows XP以前のOSには含まれない。
- 可読性の向上を図るため、レンダリング技術のClearTypeを併用する事を前提に新規で作られたフォントである。
- これにより、小さなフォントにおいても可読性をさほど損なわずに済む。また、極小フォント用のビットマップを有さない。
- これはWindowsシステム用のフォントとしては初めての試みである。
- 以前のMSゴシック等のフォントは、小さいサイズでビットマップフォントが表示され、アンチエイリアスが効かなかった。
- ファイル内のビットマップフォントを除去する等して小さいサイズでアンチエイリアスを有効にするカスタマイズ方法も知られている。
- しかし、MSゴシック系は小サイズでのアンチエイリアス表示を考慮して作られていないため、文字がつぶれて読みにくくなるという難点がある。
- これに対しメイリオは、9pt程度の小さなサイズにおいてClearTypeを併用する事で綺麗に表示されるよう、ヒンティングやフォント構成要素がチューンされている。
- 垂直方向の線分が多い漢字も、メイリオは自動的に線分が間引かれて表示されるためつぶれない。
- その一方で一部の文字(たとえば「電」や「載」等)は、文字要素が省略されすぎて、従来のMSゴシックのビットマップフォントに比較するとデザイン的に違和感のある表示になる。
- また、ClearTypeを併用せずに表示すると、やはり小さなサイズでの視認性は悪い。
- このため、旧来のWindowsに仮にこのフォントを入れた場合、本来の視認性は得られない。
- サンセリフ系のフォントを採用。レギュラーフォントとボールドフォントの2種類が提供される。
- JIS X 0213:2004に予め対応しており、さまざまな互換性の問題を解決した。
- これにより、戸籍法施行規則に基づくすべての人名用漢字が支障なく使用できるようになった。
- その他のフォントでは、MS ゴシック系3書体およびMS明朝系2書体を株式会社リコーにて対応する予定となっている。
- こちらは Windows XPへも提供される予定となっており、これによりメイリオとの互換性が維持される。
- メイリオの語源は「明瞭」から。画面上で見ても印刷しても極めて明瞭で読みやすい所から、そう名付けられた。
- デザインは和文部を河野英一・株式会社シーアンドジイが、英文部をマシュー・カーターが担当した。
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