煽り記事になっちゃうかな・・・。
まぁ、でも煽ったほうがいいような気もするので。

Internet Explorerとは、Microsoft社のWebブラウザで、そのシリーズのversion6です。WEBブラウザというのは「インターネットを閲覧する際に立ちあげるソフトウェア」です。

登場は2001年で、Windows XPで用いられており、前バージョンであるInternet Explorer 5.0に比べて、頼性と柔軟性が強化され、プライバシー保護に重点が置かれた。

と、ありますが、これはあくまでその当時のことであり、今では開発元のMicrosoft社ですら「IE6は9年前の腐った牛乳」と表現しています。それも一年前(もうすぐ2年前)にです。

「IE6は9年前の腐った牛乳」――Microsoftがアップグレード呼び掛け ITmedia News[2010年05月17日の記事]

僕も使ってましたけど、個人的には使いやすかったです。
当時、IE以外のブラウザを知らなかったのもあるんですけどね。

このIE6なんですが、PCの導入に併せて広まり、かなりの数の企業や家庭で使われていたと思います。
ただ、先ほどの記事にもあるように「その後インターネットは進化し、IE6のセキュリティ機能は時代遅れになった」わけです。

IT系企業やこういった情報に詳しい、興味ある方はご存知でしょうし、既にグレードアップなり他のブラウザを使用されていると思うんですが、こちらのサイトにあるように国内でも依然10%以上の方がIE6を使われています。

使っているユーザーの方には知ってて使っている方(例えば社内的に統一されている、他システムとの関連があって移行には費用がかかる等)もみえれば、知らずに使っている方もみえると思います。

費用がかかるから変えたくても変えられない、のは気持ちはわかりますけど、いつまでもそれで引っ張り続けることのほうが無理があります。

IE6にまつわる情報ですと以下のようなものがあります。

つまり、セキュリティ的にも不備があり攻撃を受けやすく、既にサポート期間は終了しており、政府も各省庁にIE6からの移行を呼びかけている、という状況です。

そして、もうひとつ。
これはWEB系制作・開発会社からなんですが、IE6に対応したWEBサイトやサービス、機能を制作・開発するのは「別途費用」が発生します。
「IE6対応用開発費」っていえば具体的ですかね。本来の制作費用や開発費用に別途+αの費用が発生します。
全く別物と思っていただいたほうがいいと思います。

そして、この「別途費用」はこれからもずーっと発生します。
セキュリティ上の危険度もどんどん上がっていきます。
IE6を使っているユーザーはどんどん減っていきます(仮にこれらの情報を知らなくてもPCを買い換えた時点でブラウザのバージョンも変わりますから)。

また、制作会社や開発会社の方々も、クライアントがIE6を使用している場合はこれらの話を説明する必要があると思います(現状でIE6を使用しているところの実情は「聞いてくれない」「言えない」「言っても無駄だった」てのが多いでしょうけど)。

今はメーカー(いわゆる制作系ではない)に勤務しているわけですが、結構IE6ユーザー多いですね。多少興味がある人がバージョンを上げて7にしているぐらい。そして他社大手メーカーのWEB在庫管理もIE6を基準にして作っていることが多く、表示や機能に関して保証できないということが多々ある。

実際に幾つかのIE6マシンを黙ってIE8に切り替えましたけど、普通に動きましたけどね。(ただし、IE7互換にしないとPDFの表示サイズがおかしかったけど)
そして、今年、こんな記事が。
Microsoft、IEのアップグレードを自動配信へ 旧版のセキュリティ問題に対応

まぁ、いいことなんでしょうけど、IE6での動作しか確認してない企業は大変でしょうね。というかもしかしたら知らないかもしれないよな。

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