これも貸借対照表と同じ理由で合わせて見ているのですが、こっちは以前に「損益分岐点を出せ」という指示で調べたことがあるような・・・。
ひとまずの説明として、
損益計算書というのは、「期間ごとの経営成績(もうけ具合)を表すもの」です。損益計算書を読み解くことで、会社が稼いだ金額はもちろんのこと、稼ぐためにかかった費用や本業で稼いだのか?副業で稼いだのか?という点まで把握できます。かなり重要ですので、これはぜひ知っておきたい決算書です。参考:損益計算書の読み方|やさしい株のはじめ方
こっちは貸借対照表に比べ、何で稼いだのか、本業なのか副業なのかもわかる、と。
profit and loss statementと呼ばれ、国内だとP/Lとも呼ばれる、と。
太陽光発電システムのシミュレーションを細かく出すのに、シミュレーターを作れという指示でなんかすっごく細かく項目出して、そこに経常利益?営業利益だかの項目を並べてた気がする。
そういやそのシートを作るために豊橋まで高速使って取引先のご子息さん(有名大学の経営学部ご出身のため、ご教授いただくためだけに)に教えを請いにいったの思い出した。
そのシミュレーターはエクセルで出来たんだけど、結局使わない、細かく出しすぎて使えないっていうオチがついて、すっごい残念な思い出が・・・。
Wikipediaの損益計算書を見るとそのときに記載した言葉がたくさんあるな。
参考サイト
中小企業庁:「中小企業の会計 31問31答」問5「損益計算書」って、何ですか?
貸借対照表と損益計算書
損益計算書の読み方|やさしい株のはじめ方
おうふ・・・。何が書いてあるのか頭に全くはいってこない。
まだアクセス解析のほうがわかりやすい・・・。
幾つかの項目に分かれているみたいなんですけど、会社の家計簿みたいなもんなのかな、これ。
項目 | 値 | 計算式 | 備考 |
---|---|---|---|
売上高 | A | ||
売上原価 | B | ||
売上総利益 (または売上総損失) | C | C=A-B | |
販売費及び一般管理費 | D | ||
営業利益 (または営業損失) | E | E=C-D | |
営業外収益 | F | 受取利息、配当金、その他の営業外収益 | |
営業外費用 | G | 支払利息、その他の営業外費用 | |
経常利益 (または経常損失) | H | H=E+F-G | |
特別利益 | I | 固定資産売却益、等 | |
特別損失 | J | 災害損失、等 | |
税引前当期純利益 (または税引前当期純損失) | K | K=H+I-J | |
法人税等 | L | ||
法人税等調整額 | M | ||
当期純利益 (または当期純損失) | N | N=K-L-M |
例) ひっきー株式会社の損益計算書 (単位:100万円)
科目 | 金額 | 計算式 | 利害関係がある人 |
売上高 | 20000 | 顧客から | |
売上原価 | 15000 | 取引先へ | |
■売上総利益 【粗利益】 (売上高-売上原価) | 5000 | =20000-15000 | |
販売費・一般管理費 | 3800 | 従業員へ(給料) | |
■営業利益 (売上総利益-販管費) | 1200 | =5000-3800 | |
営業外収益 | 100 | ||
営業外費用 | 200 | 債権者へ(銀行など) | |
■経常利益 [営業利益+(営業外収益-営業外費用)] | 1100 | =1200+100-200 | |
特別利益 | 50 | ||
特別損失 | 300 | ||
■税引き前当期利益 [経常利益+(特別利益-特別損失)] | 850 | =1100+50-300 | |
法人税などの税金 | 400 | 国・地方公共団体へ | |
■当期利益 (税引き前当期利益-法人税などの税金) | 450 | =850-400 | 株主へ (最後に残った利益) |
上記参考サイトにあった表です。
実際に記入してみるかな。
科目 | 金額 | 計算式 | 利害関係がある人 |
売上高 | 720,000 | 顧客から | |
売上原価 | 50,000 | 取引先へ | |
■売上総利益 【粗利益】 (売上高-売上原価) | 670,000 | =720,000-50,000 | |
販売費・一般管理費 | 300,000 | 従業員へ(給料) | |
■営業利益 (売上総利益-販管費) | 370,000 | =670,000-300,000 | |
営業外収益 | 300,000 | ||
営業外費用 | 240,000 | 債権者へ(銀行など) | |
■経常利益 [営業利益+(営業外収益-営業外費用)] | 310,000 | =370,000+240,000-300,000 | |
特別利益 | 50,000 | ||
特別損失 | 25,000 | ||
■税引き前当期利益 [経常利益+(特別利益-特別損失)] | 335,000 | =310,000+50,000-25,000 | |
法人税などの税金 | 100,000 | 国・地方公共団体へ | |
■当期利益 (税引き前当期利益-法人税などの税金) | 235,000 | =335,000-100,000 | 株主へ (最後に残った利益) |
数字は適当です。
Wikiのほうには法人税等調整額という項目がありましたが、まぁこれがあるときはさらにそれを引く、と。
この最後の23万5千が最終の利益で配当金になるのかな。
で、気になるのは内部留保はここから更に配当金を引いた金額ですよね。
ってことはほとんど残らないってこと?
それと、これに減価償却とかはどう絡むんだ?
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