夢の独り暮らしをスタートさせ、眼前のファミレスはお気に入りのお店になって、彼女にはフラれてしまったけど、失恋の痛みをひいて、それなりに楽しく生活していたところへ降って湧いた「厄災」。
何の恨みがあるのか、俺をこれ以上苦しめるな的な展開に。

 

彼氏の家に突撃!

Sちゃんのほうがかわいいし、スタイルいいし、なんでT子にいくかなー?
アイツ、モテるんだからわざわざそっち(T子は・・・まぁね。男子校に突然入学してきた女子みたいな感じ)いかなくてもなーって感じだった。
それからもちょくちょくファミレスに顔を出して、元気づけたり、近況を聞いたりして相談乗ってた。
Sちゃんの大学の友達とかも相談に乗るためにファミレスに来てるとか、そんな状況になってた。

1ヶ月ぐらいしたころだろうか・・・。冬になってきたなーってころ。
ある日、ファミレスに行ったらSちゃんの友達がいた。そして、バイト終了後にある報告があった。
Mの家(Mも独り暮らし)に凸ったというか、「怪しいなぁ・・・」と思う日に、友達と一緒に車でMの家の前まで行き、車の仲で待機しつつ、Mに電話をしたという。

結果はクロ。
というか、Mの家の前でMに電話。「あと10分で着くよ~」と報告して、家の前で見張ってたら、「でっかい女がすごい勢いで家を飛び出してきた」って。そんなバルサン焚いたときみたいな表現しなくてもw
ちなみにT子は175cmある。だからT子とわかるのだ(だから僕と二人でデートしているとメチャクチャ目立った183cmと175cmが並んでいるわけで)。

その話を聞いて、「あー、T子だろうなぁ・・・」と思いつつも、元気づけるというか、違う人かもしんないじゃん?という僅かな期待も含めて「よくわかったね?すぐにT子って・・・もしかしたら違うかも・・・」って聞いたみたところ、SちゃんとT子はMを通じて会ったことがあるらしい。
T子は略奪タイプかい(そういや俺に猛アピしてきたときも、元々、T子の同僚の女子社員が僕が仲良くて、よく話してたんだけど、いつもそこに割って入ってくる・・・そんな感じだったもんなぁ・・・びっくり)。よく知り合いというかツレになったコの彼氏をNTR出来るもんだ・・・。

とにかく、浮気は確定。しかも相手はT子。
いたたまれない気持ちになって、「SちゃんごめんねーT子が・・・」何故か謝ってる俺がいた。とはいえ、もう別れてるんだし、関係ないんだけど、謝らずにはいられないし、T子とMのアホが・・・という怒りもこみ上げてきたし、もう、ホント巻き込まないでというね、T子にはウンザリですという気持ちでいっぱいだった。

 

 

すでに別れてるけど四角関係に巻き込まれ事故

はぁ~っとため息をつきながら、Sちゃんを元気づけて、いろいろ話すけど、SちゃんはMが大好きだったらしく(まぁ、結局SちゃんもMみたいなのがタイプだったし、Mがちょっと複雑な家庭環境だったせいか、母性本能働いて、「私がいないと、彼は・・・ダメなの・・・」って感じだったんだよね)、「別れたら?」と言っても「別れたくない」、「やり直せないかな」、とか終始そんな話の繰り返し。

「多分、無理かもよ」とは言えない。
SちゃんはMに対して全然怒りの感情はないらしく、とにかく「自分に何が足りないのか」とか「自分も過去に他の男といい感じになったことがあるから」とか「仕方がない」とかひたすら自分を責め続け、それを聞かされる僕。(いや、Mはその数倍、色んなとこに手を出してるけどね・・・)

僕にはそんなSちゃんの気持ちが理解出来ず、「うーん、これどうしたらいいんだ?」と思いながらも一所懸命に話を聞いてた。
ある程度、話を聞いて落ち着いたところで、「一度、ちゃんと話し合ってみるしかないよ」というお決まりな結論しか出ず、その日は解散。
今にして思うのは、運が良かったのか、会社側が同じシフトを避けたのか、バイト先でMとかと顔を合わせてなかったことかな(多分、当時の僕なら顔合わせてたら間違いなくケンカになってただろうし・・・)。

 

 

それは12月の出来事だった・・・。

そんなこんなで多分12月かそんな時期だったような・・・。
当時、学生時代の友人とVJたまにやったりしていました。その日は岐阜のライブハウスかCLUBでイベントをおこなうことになっていて、確か、土曜日だったかな(あれ?当時はまだVJやってなくて、友人がイベントを主催して、俺はSTAFFとして手伝いに行ってただけだったかな)。まぁ、そんな感じでイベントスタッフとして夜通し参加することになってました。

で、運が悪いことに風邪をひいてるのに、無理して行ったので、風邪が悪化。
しかも深夜だから当然もう電車はないし、当時は車もなかったから、友人宅に泊まるしかない(初めから泊まるつもりではいたけど)。

イベントを終えて、何時ぐらいだったかな?深夜2時くらいだったかな。
イベントで無理したし、一応、ツレの家だからあんまりぐったりしないようにはしてたけど、疲労と熱でしんどい。
だから、ツレには「熱がある」とは伝え、いつもなら何人かの仲間と朝方まで話し込むんだが、その日は僕だけ横になってた。

 

 

記録しておきたい記憶Vol.14_03

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