XMLってのはExtensible Markup Languageの略で直訳すると「拡張マークアップ言語」となるわけですが、さっぱりなんのこっちゃわかりません。
とりあえず文書やデータの意味、構造を記述したマークアップ言語っていうものです。

XMLは一般的にいろんなところで使われています。
ただし、表から見たらわかんない、ってとこが多いかもしれませんが。

例えば、新聞などのニュース管理の標準フォーマット「NewsML」は既に運用が開始されています。そして、電話番号や住所などの連絡先を記述する仕様「ContactXML」も普及されてきてると思います。ま、要はニュース読んだり、宛名書きソフトを使ってる時点で知らず知らず「XML」を利用しているということになります。(XMLでないのもあるでしょうけど)

ブログの普及に伴い広がったRSSなんかも「XML」を利用してますね。企業や官公庁なんかも蓄積されたデータの管理をするために「XML」を使ってデータベースを作るトコなんかもあります。

で、そんな「XMLデータベース」が身近なとこで、どんなとこに使われてるかな??なんて考えると例えば「携帯電話」の電話帳機能(使われてないのもあるみたいですが・・・)だったり、「iPod」に曲いれる時に使う「iTunes」とか「Windous Vista」とか図書館とかの書籍検索・管理システム、時刻表、ブログ等にも使われてるし、「XML」だけでいうなら家電とかのスイッチの「ON/OFF」とかにまで広く使われています。さすが「拡張可能なマーク付け言語」だけあります(^o^)(拡張されすぎってぐらいに汎用性高く、他のプログラム言語とも組み合わせやすい)

「XML」はIT技術者だけのものじゃないんですよね。色んな人が知って、理解して、活用すればするほど価値が出てくるものなんです(酢コンブみたいだ)。

以前、読んだ本に面白い例えが載ってました。

『ある地域に、それはもうとても美味なる果物があるとします。その果物は、その地域の住人だけがその存在を知っていて、その地域の人たちだけが採って食べてる』という状況があります。しかし、他の地域の、他の文化や技術を持ってる人たちがその果物を知ったらどうでしょうか?(争奪戦が始まるとか、そんなんはナシですよ)

その果物について、多くの料理法が考え出され、加工食品が作られ、染料になったり、効能や実験が行われた結果、医薬品やサプリメントとかにもなるやもしれません。そういった他の活用方法が生まれると、そこには加工や販売の産業が樹立し、その恩恵にあずかる人が増えることでしょう。

「XML」はこの「美味なる果実」に似ているんですよね(僕もそう思います)。

一部のIT技術者だけが「XML」を理解するのではなく、異分野異業種の多くの人たちが理解すればするほど、活用範囲が広がって社会に還元されて、価値(勝ちも)がでます。そして果物と同じで「XML」は加工されても元の味や栄養素を残しながらも、次々とカタチを変えて、使われていくのです。こういった利便性から「XML」というものが広まり、その名前も表舞台に出てきたんだと思います。こんな感じでひとまず「XML」ってどんなもんかわかりましたかね?(*^_^*)

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One thought on “XML(エックス・エム・エル)とは”

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