SWOTというのはアメリカの特殊部隊「Special Weapons And Tactics」の略で、ってそれは「SWAT」。

ちなみにwikipedia【SWAT】によれば映画のような銃撃戦はほとんどなく実際は犯人との交渉でカタがつくようです。(突入班・狙撃班員達はこれを評して“Sit,Wait,And Talking—座って喋って待ってる”の略だ、と自らを揶揄してるようです)。 話がズレました、というか全く違います(でも意外と前ブログ時代はSWAT分析で検索かかってたwww)。

「SWOT」というのは、企業の強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)の頭文字をとってSWOT(スウォット)分析といいます。

この分析手法は企業(事業)を内部環境と外部環境という2つの視点から評価・分析する手法です。ちなみに内部は強み/弱み、外部は機会/脅威になります。

ひとまず何に使うか?というと企業の全体評価の分析ですね。

現状認識を知るためのツールとでも言いましょうか。
まず自分を知る、自分と向き合うというのは成功哲学系の本では結構言われていますし、自己啓発系でもそうですよね。

兵法書であり、現代のビジネス書でもある「孫子」には「己を知り相手を知らば百戦して危うからず」と書かれてます。「自分を知って相手のことも分かってれば負けることはない」ということですね。
また、「相手のことは分からないが、自分のことはよく分かっている」場合には勝負は「五分五分」だと。当然、相手もわからない、自分のことも分からないでは負けは必定だというわけです。

中身に入っていこうと思います。
まず内部環境ですが、これは自社の「強み=長所」と「弱み=短所」ですね。

  • 競合他社に比べ何が得意なのか?
  • 何が不得意なのか?

といった部分をピックアップします。

ここで大事なのはその「長所」と「短所」はあくまで「客観視」したものになります。
つまり「自分(自社)を知る=外(第三者)から見た自分」になります。いくら「ウチはここが得意だ」といっても世間・外部と認識がズレてればそれは正しい分析にはなりません。(結構あるのが「ここが自分の長所だ」と思ってることが実は周りから見れば「短所」だったりってのがあるんですよね。逆に「短所」だと思ってたことが「長所」だったり、とね)

次に外部環境です。
こっちは「機会」「脅威」です。時流や業界の流れ、市場の動向。自分たちが関わる関わらない関係なしに動いていくものありますよね。そういった「流れ」「事象」をどう捉えるか?ということになります。

例えば「インターネットの普及」という一つの事象に対して印刷会社は「印刷物が減る」という「脅威」を感じ、逆にWEBサービス企業はユーザーが増えたことで「機会」になります。相対するんですね。

昔から「社会問題(脅威)に対する対策事業(機会)は成功する」と言われています。脅威の到来は立場が変われば機会の到来でもあるわけです。

つまり「市場の動向・流れを読みとった上で、その市場の中での自社の位置づけ」を分析し、企業の目的が利益の創出/顧客の創造であるならば、自社の特性を活かしその目的を達成するのか、ということにつながっていきます。 僕がいつも勉強させていただいてるサイトをご紹介させていただき終わろうかと思います。

マーケティング is.jpの河野さん。かなりわかりやすく説明してくださってます。
SWOT分析 | マーケティングis.jp

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください