もはや死語のような気もしますが。

この記事は2006年9月にNETAXIONARYに掲載されていたものです。
クロスメディアってのは見てわかるようにメディアの交差(=cross)ですよね。

で、「クロスメディアとは」で検索してみたら各社、それぞれの見解や説明がされていました。
多かったのはやっぱり「印刷・DTP×WEB」ですかね。

印刷・DTP×WEBのクロスメディアはもう何年も前から言われてるような・・・。

でも実際にまだまだ業界にWEBの知識やWEBマーケティングを取り入れてる企業、提案出来る企業は少ないかと思います。それが印刷業界が振るわない理由の一つの原因かと。そして生き残る企業と衰退していく企業との二極化は広がっていくでしょうね。既にその兆候は現れています。

で、あとはCM×WEBの形態。
最近のCMで多いのが「続きはWEBで」、「○○で検索」といった文句。視聴者にネット環境が既に整っているのが大前提となっています。

CMという短い時間ではなかなか商品等の詳しい説明や情報は難しいですからね。「誰もが見てすぐわかる、イメージが浮かぶもの」でないとCMを流しても見てる人には伝わりにくい。

でもWEBを使えば興味をひくような演出・インパクトのあるCMを流して、あとはWEBで補えばいい。興味あればサイトにアクセスしますからね。商品のCMというより商品のサイトのCMみたいな。(もちろん僕の勝手な見解ですがCMを作られてる方たちの考えていることとか聞いてみたいですね。最近は「CMのCM」も流して「CMを見直そう」という動きがあったみたいですし・・・)

そして、ちょっと驚いたのがTV×WEB(なのかな?)。
最近検索エンジンの結果や、検索上位結果についての番組だとかがあるじゃないですか。あれもクロスメディアなのかな、と。もちろん僕が思ってることなんで違ってるかもしれないですが。あれを見た時に「あ、TVをWEBが越えた」と(何となくですが)思いました。まさか検索結果が番組になるなんてね。

そうなると今まであった既存のメディアは今後WEBとどう絡むか?どう使って展開していくのか?そしてそういった企画をどう提案していくのか?ということが重要になってくるのではないでしょうかと今更ながらに思った来月30才を迎える僕でした。

クロスメディアとメディアミックスはややこしいですね。むしろ最近はメディアミックスもクロスメディアと言われているような気がします。だから横文字を多用するのは嫌いなんですよ。

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