直訳しますと「地理学XML」となります。

地理情報システム(デジタル化された地図(地形)データと、統計データや位置の持つ属性情報などの位置に関連したデータとを、統合的に扱う情報システム、GIS)などで利用される空間データや位置情報を含む各種のコンテンツを記述し、コンピュータ間でこれを流通・相互利用するためのXMLベースのマークアップ言語およびプロトコル。

同じようなもので「GML」というのがありますが「G-XML」はJIS X 7199として日本工業規格(JIS)となっていて日本情報処理開発協会データベース振興センターが中心となって仕様を策定、「GML」は業界団体のOGC(Open Geospatial Consortium)が仕様を策定。
共に3.1バージョン時に仕様が共通化されたようです。

G-XMLによって、地図・地形データなどの空間データと、地理的な属性を持った各種の情報・コンテンツなどを、統一的な記述法によって蓄積・伝達することができるようになります。

基本的なデータの記述法は仕様が統一されたGMLの規格を引用していますが、G-XMLではインターネットなどで地理情報を扱うサービスを公開したり、複数のソフトウェアやサービスが連携して動作する際の通信プロトコルなどに関しても規定しています。

これにより、地図データに様々な情報を重ね合わせて表示したり、異なる種類のデータを組み合わせて加工したり、ネット上で公開されているコンテンツやサービスを組み合わせて新しいサービスを構築したりといった処理が容易にできるようになりました。(IT用語辞典e-words【Geography XML】参照)

例えばGISに人口分布や商店といった地域情報等をいれることによってエリアマーケティングが可能になりますし、それこそ、ポスティング業者なんかは使ってるんじゃないですかね。折り込みよりターゲットが絞れた方がレスポンス率も上がるだろうし。

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