この記事書いて10年ですか。
これ書いてたときは10年も経ったらきっともっと広告変わってるんだろうな、と思いましたが、そこまでそんなに変わってない。手法は増えたけど、それだけ多様化しただけで、激変とまではいかない。
ただ、ここまでソーシャルが出回るとは思ってなかった。
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2006年の時点で「2007年に注目を集めるであろうといわれる広告手法」の一つで、僕もすごい興味がありましたが、実際はどうなんでしょうか?幾つかの関連するニュースは聞きましたが・・・。ニュースになってないだけで(当たり前になってきて・・・みたいな感じで)結構あるのかな?また(株)オプト、(株)テクノブラッド、(株)MOVIDA HOLDINGS、(株)エーシー、(株)電通ドットコムの5社が共同で同名の会社も設立しました。

ゲーム内広告、古くはファミコンの時代からあったとは思うんですよ。
プロ野球ゲーム等のスタジアムの看板、サッカーゲームのスタジアムとかね。最近だと画質が向上してきてよりリアルな看板が背景として使われたりとかですね(「龍が如く」なんて街中が舞台なんだから看板や広告めっちゃリアルな気がする)。

ただ、今後出てきそう、動きそうなのが「ゲーム中にリアルの商品が登場する」→プロダクトプレースメントだったり(実際に動いてるものとしてゲーム「ホーリービースト」と、やおきん「うまい棒」のコラボ)逆に、ゲーム中の商品がリアルに発売されたり(FFシリーズのポーション)などがあります。

そして今注目を集めてるのがオンラインゲーム内広告で、ゲームの制作段階で広告枠をあらかじめ空けておいて、そこに後から広告を配信する方法です。これはダイナミックプレイスメント(ダイナミック広告とも)と呼ばれています。ゲーム配信の度にサーバから広告が配信されます。
この手法には広告掲載期間の指定や広告表現の差し替えが自由にできたり、広告の表示回数を把握できるといったメリットがあります。

ライフスタイルや嗜好の多様化によりマスの広告媒体が持つ影響力に変化が現れている中で、手軽に楽しめるカジュアルゲームや随時バージョンアップできるオンラインゲームの特性を最大限に活かし、ゲームというユーザーの集中力が高い媒体に広告を配信することで高い効果を発揮する、とアメリカなどの研究機関で注目を集めているといます。

ただ、何でもかんでも広告配信されても困りますけどね。
三国志オンラインや信長のオンラインでリアルの店舗とか、ネオン看板は出てきてほしくないんで・・・。

後日談:2007年3月、たまたま事務所で「プロダクトプレースメント」や「アドバゲーミング」の話をしてたんですよ。その時に「薬局とかが“富山の薬売り”とかの行商みたいな感じで“信長の野望”に出てきても面白い」とか「大航海時代なら世界市場だから企業出るんちゃうかな」などと話をしてました(なぜ、コーエーに偏ってるかというと僕が単にコーエーファンだからです。三国志と蒼き狼が主ですが。あとはチョコチョコと・・・。)

それから少しして「MarkeZine」というサイトを読んでいたら「国内初、サントリーが体験型ゲーム内広告を「大航海 Online」で展開」という記事を見つけてビックリ!!「うーわっマジですかぃっ!!」という驚嘆の声を事務所で挙げてしまいました。

今年は「ゲーム内広告」動くよ、みたいな話を良く聞きますが早速やね、という感じです。しかも「コーエー」さんですよ。なんでも「セビリア春祭り」というゲーム内イベントでサントリーさんの新商品を模したものが出るようです。いや?予想してなかったわけじゃないけど予想外(意味がわからないですね。そんだけビックリしたってことで)。

やおきん」さんの「うまい棒」も別のゲーム内で売ってるという記事も読んだことありますし。(いやーまさかロープレにうまい棒が出るとは・・・) 以前「勝手に2ndの理論」でもお話をさせていただきましたが、こういった面白い動きは大好きですね。

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